WINTICKETミッドナイト(FⅡ)
選手インタビュー
ガールズ決勝インタビュー
1久米 詩
感触的には悪くないので、明日の決勝も思い切ったレースをしたい。あと、この間ここで差された長澤さんにリベンジですね(笑)。自力。
2小林 優香
自転車をいじったおかげで初日よりは2日目の方がよかった。決勝ももちろん自力。頑張ります。
3青木 美保
優勝は何度かしているけど地元では一度もない。2日目の予選②が4番車だったのに、決勝が3番車とは不思議な現象ですね(笑)。自在。
4永塚 祐子
喉に少しだけ違和感があるんですけど、体は普通に元気です! 勇気を出して動きたい。
5長澤 彩
1月にここで優勝したときは久米さんの先行を差したんですけど、あれは他に強い選手がいて久米さんが脚を使っていたから。本当にたまたまです。自在。
6高橋 朋恵
動く人の後ろが欲しいなぁと思いますけど、仮に久米さんの後ろを取ったとしても、すんなりとはいかなさそう。点数がなくなると余計なことばかり考えがち。あまり考えすぎず強い気持ちで走りたい。自在。
7谷元 音羽
2着5着で乗れたんですね? よかったです。西武園は前回走ったときも決勝に乗れたし相性のいいバンク。自在に頑張ります。
A級決勝インタビュー
1古川 尚耶
並びは秋本-柿本-古川-古川。東京2人、栃木2人だし、分かれようかって話もあったけど、ムネが4番手でいいと言うのでまとまることにしました。こうやって結束しても俺は3番手までですね。4番手はない。もし4番手になるようなら回りません。
2秋本 耀太郎
初日に並びを決めるときは「どうする?」「どうする?」って感じだったけど、僕が前で走ってうまくいったので、決勝も同じ並びの方が呼吸を合わせやすいかなと。前で走る以上はラインから優勝者が出るようにしっかり組み立てたい。自力。
3金澤 竜二
7着3着で決勝に乗れるなんてラッキー。日頃から徳を積んでおいてよかった(笑)。並ばないと思った関東が並んだことでチャンスはかなり少なくなったけど、自分は自分のレースをするだけです。自力。
4柿本 大貴
今日へっぽこなレースをしてたら(番手を)回ってなかった。今日のレースもあるし、初日世話になったのもあるので、耀太郎に行かせてもらいます。番手で責任重大? うーん、正直なところ、周りが思ってるほど深くは考えてないです。番手だろうが自力だろうが気合を入れて走るのに変わりはないし、重みとかプレッシャーはそこまで感じていません。
5古川 宗行
自分を出したいならもうちょっと点数を上げないとダメ。今のこれくらいの点数じゃ発言権はないです(笑)。関東結束4番手。
6岡本 英之
自分は前が仕掛けてくれないとどうにもならない。金澤君に行けるみたいだしマークします。
7一ノ瀬貴将
新車を使って3場所目でやっと馴染んできてくれた。いつもの自転車みたいでしっくりきています。西は僕1人だけだし単騎で走ります。
二日目勝因敗因
1R
1小林 優香
行くべきところでしっかり行けたし、スピードにも乗りました。セッティングを変えたりサンの位置を調整したりして、昨日よりはスカスカしなくなりましたね。2西島 叶子
永塚さんは昨日1着だったし今日は行くと思ったんですけどね。あれなら入れない方がよかったかな。3永塚 祐子
斜行でビビっちゃった。そのあと締め込まれたところもあったし厳しいレースでした。4長澤 彩
雨が降っていたしなるべく前の方に。永塚さんよりは前にいようと思って走っていました。5伊澤 茉那
どうすればいいんでしょう(苦笑)。こんな大雨のレースは初めてだったし、前がまったく見えませんでした。6高橋 朋恵
走る前はこのコンディションでやるんだ!?って思ったけど、位置に恵まれて何とか2着に入ることができました。2R
1久米 詩
雨はたしかに強かったけど、1Rほどではなかったので大丈夫でした。出切ってからは比較的流れた感じ。ホーム手前くらいから行こうと決めていたし、思った通りの走りができました。4青木 美保
雨が降っていたので前にいた方がいいかなと。(谷元と併走になったところは)意地だけです。あそこは絶対に譲れないところなので頑張りました。ただ最後の直線は全然ダメ。差し込むどころか逆に離されちゃいました。5田野口 佳奈
雨はやっぱりこわいですね。前の方に行きたかったけど、スリップしちゃうと思って行けませんでした。6谷元 音羽
久米さんを追いかけたところまではよかったけど、脚の差で(青木に)負けちゃいました。もっと脚をつけます。7戸邉 香奈実
何もできませんでした。最終日の一般戦は5車立てになったので、先行も含めて何かしらアクションを起こしたい。3R
1江本 博明
福森さんが強かった。ほんとそれだけ。この1着がひとつキッカケになればいいですね。前回の向日町は強めに(練習を)やりすぎて大失敗。昨日今日と2日走って、やっと疲れが抜けてきました。3板橋 慎治
初手の並びが想定外。(切って4番手を取ってからは)番手が車間切ってるのが見えてたのでなかなか行けなくて…。ま、でも、踏んだら前に進んでくれし悪くはないですね。4太田 雅之
選手生活23年、競輪氷河期も何とか耐え忍んで頑張ってきたけど、今は脚の方が完全に氷河期になっています(苦笑)。ただ同期を見ると、みんな40半ばなのにすごく元気で、村上博幸君や井上昌己君はまだ上で頑張っている。岡村潤君や湊聖二さんも相変わらず強い。自分の同級生はエビちゃん(海老根恵太)とか稲垣(裕之)君なんですけど、彼らもS級で活躍しているし、住んでいる世界が違いすぎます。5福森 慎太郎
雨は全然気になりませんでした。シャワーみたいな感じだったし、涼しいなって(笑)。今日は(同型が)2人ともイレギュラーなことをするタイプだったし、油断せずしっかり走ろうと思っていました。6細沼 健治
前々に攻めたところで考生が付いてこられなそうだったし、やることが制限されたというか、気持ちで走っていました。しょうがないですね。7工藤 考生
ちょっと前に甲状腺の病気になって、やっと良くなったら、今度はギックリ腰。流れに乗るのも厳しい状況ですね。4R
1柳原 司
自分的には差したかなと思ったんですけど、差せてなかったですね。竹澤君は最初突っ張りますって言ってくれたけど、2人して人気になるからしっかり勝ちにいこうと言って、ああいうレースになりました。2金子 兼久
裕奨が脚を使って位置を取ってくれたおかげ。4亀井 久幸
連日中途半端。点数もだいぶ落としてしまったので、今が本当のこらえどころ。気持ちを切らすと一気に落ちちゃいそうだし、なんとかもうひと頑張りしたいですね。5及川 裕奨
自分の脚と相談しながら、今できる最善の走りをしています。やるだけのことはやりました。6竹澤 雅也
作戦は他のラインを行かせてのカマシ。突っ張りはなかったです。前もけっこう踏んでくれたので行きやすくなりました。ちなみに同じ名字の竹澤浩司さんとは何のつながりもありません。富山と福井で同じ竹澤だからよく聞かれるんですけど、全くの無関係です(笑)。5R
1木村 貴宏
ジカで行こうと決断したのは今日。昨日の時点ではまだ決めていなかった。初手の位置で(藤岡が)前なら行く、後ろなら行かないというのはいやらしいから、どの位置だとしても外から行こうと。取り切っちゃえば流れ込み2着はあるかなと思ったけど、脚がないですね。2松尾 淳
川口君が強かった。前がもつれていたといっても、西武園でああいう捲りはなかなか出ないよ。3乾 庄平
向こう(木村)がうまい。技量不足でした。4藤岡 徹也
どんだけ雨がすごいのかと思ったけど、僕のレースは普通の雨で風もほとんどなかった。まあ、今日は1周くらいの先行なんで。昨日のレースが悔しかったから1着にいけてよかったです。5山崎 光展
3コーナーで僕が松尾さんのことを飛ばせていたら…。反省点をあげるとしたらそこですね。6川口 聖翔
たまたま。緩めばカマすのもありかなと思ったけど、ペースが上がったので捲りに構えました。あとはもう行けるところまでと。一応タテの練習もしているので、その成果が少しは出たかな。6R
1田中 雅史
見てもらった通り。前の2人が頑張ってくれました。2佐藤 亙
ザ・ラインですね。野崎君がきちんとレースを作ってくれたのが一番だけど、兄弟子が固めてくれていたのも大きかった。ほんと前と後ろに感謝です。3河上 陽一
もうちょっと早く行けばよかった。(打鐘の)2センターで並ぶくらいの仕掛けなら面白かったね。見せるレースはこれくらいにして、明日は誰かの後ろがいいな(笑)。4野崎 翼
今は重めのフレームを使っているので、人の後ろだったり捲りだったら楽なんですけど、先行するとめちゃくちゃキツい。今日みたいな展開はほんとヤバいです。3番手を併せるまでは余裕だったのに、残り半周くらいからめっちゃ苦しくなりました。7鈴木 宏章
入られちゃいましたね。雨の影響か、全然前が見えませんでした。7R
1柿本 大貴
1人で全部やった感じ。久しぶりにスイッチが入りました。周りの人からもけっこう褒めてもらえたし、自分で言うのもあれだけど、見栄えのいいレースができたんじゃないかな。2岡本 英之
川田さんは1番いいところで行ってくれましたね。ジャンの2センターのスピードはシビれました。行けるかなと思ったけどダメだったので、そこからはシビアに降りさせてもらいました。3宮下 貴之
自分の甘さが出ましたね。せっかく前があれだけ頑張ってくれたのに…。4伊藤 成紀
レースは見えていました。あとは自分でしっかり行けるように戻すしかないですね。7篠塚 光一
1番の気迫がすごかった。自分的にはもうちょっと…って感じだけど、この点数で高望みしたらあかんすね。初日から1着3着だし上出来だと思うようにします。8R
1金澤 竜二
視界が悪すぎてヤバい。何も見えなかった。本当は自分たちが土田君みたいなレースをしないといけないのに、(菊地は)カマシばっかだから、ああいうのは慣れてないみたい。自分は行けるのかな?どうなんだろう?って見ながら。ちょっと待って、ダメだと思って、3コーナくらいから踏みました。2安藤 直希
練習不足。それだけ。帰ってしっかり練習します。3古川 宗行
先行選手はすごいですね。土田君はいいタイミングで行ってくれたし、何とか残したかった。ああなったら来るのは外の1番だけと思って警戒していたけど、思いもよらない車番(6番車の一ノ瀬)がものすごい勢いで来てビックリしました。4山田 裕哉
ちょっと前が遠かったですね。5土田 栄二
古川さんが前を取ってくれたおかげで、戦法に幅を持たせられた。切るとき7番がメイチ突っ張るのもあると思って、あそこは8割9割の力で行きました。今はとりあえず内容重視。出せるパワーは全部出そうと思っています。6一ノ瀬 貴将
みんな外を踏む人だったので、ああいうコース取りも頭に入れていました。よく伸びましたね。7菊地 圭
考えていたレースの1つ。捲りに行った瞬間に蛇行されて、2センターでもハスっちゃって、落車するかと思いました。いつ後ろから来るのかと焦りもあって、脚が全然溜まりませんでした。9R
1古川 尚耶
耀太郎は少し弱気だったから、自身を持って走れ、今日は誰も捲れてないし逃げた方がいいぞとアドバイスしました。7番のこと楽に併せちゃうし強かったですね。仕事する必要もなかったです。2秋本 耀太郎
いいレースだったと思います。最後は差されちゃったけど、昨日と違って踏み直したいところで踏み直せました。3飯田 辰哉
任せた結果なので。仕方ない。4渡辺 航平
内は空きそうになかったし外に持ち出してみたけど、前も残し気味に踏んでいるから伸びなかったね。ただ感触自体は前回より全然いいです。5荻野 哲
雨もそうだけど暗さもあって、前の状況がよく分からなかった。老眼のおじさんにはキツいレースだったね。6岩崎 将士
7番が外に浮いてるってことは俺の後ろには飯田さんがいるってことだし、しゃくられないように内を必死に締めていました。このクラスになるとそういうのだけで一杯になってしまうし、脚のなさを痛感しました。7山田 駿斗
カマシどころが微妙でしたね。行ったらちょうど合っちゃって1車しか出なかった。あれならもうちょっと遅めでもよかったのかな。西武園はチャレンジに走ったときも難しく感じたし、早くこのバンクを攻略しないと…。初日勝因敗因
1R
1小林 優香
進みが悪かったですね。もうちょっとガツンと入れんといかんなって感じ。本当は長い距離を行こうと思ったのに、スカスカして車が出なかった。最後も内がたまたま空いたから2着に入れたけど、空かなきゃ外で飛んでいたと思う。前回の落車でシューズが割れてしまって、今回から新しいのを使ってるんですけど、それもまだ馴染んでなくて微妙ですね。2松本 詩乃
ダメでしたね。体は悪くなかったけど、頭がぼーっとしてました。明日までにはしっかり修正したい。3青木 美保
優香さんが内から来たので、うわーってなっちゃったけど、来られる前から今日はイマイチでしたね。明日また頑張ります。4永塚 祐子
ラッキー。ほんとこの一言に尽きます。戸邉さんどうするんだろう?って思ったら、ちゃんと駆けてくれたので、あとは後ろ見て落ち着いて。久しぶりの1着が優香ちゃん相手の1着だからめちゃくちゃ嬉しい。ここに来る前は同期と韓国に行ってリフレッシュしてきたし、直前は指の折れてる松谷(秀幸)さんと練習してきて、いいイメージで入ってこられた。ほんとよかったです。5高橋 朋恵
悪くはないんですけど、勝負どころで見ちゃう癖が抜けなくて…。最近は接触が多くて、青森では失格もしているので、そういうのもレースに影響しているみたい。6田野口 佳奈
Sが欲しくて頑張って出たんですが…。結局取れず、そのあともどこも入れず、一番後ろになっちゃいました。気候的には涼しかったけど、バンクが少し重かったです。7戸邉 香奈実
あのまま待ってたところでみんなに行かれて終わりだし、それならとイチかバチかで駆けました。練習はしっかりできているんですけど、なかなかレースで出てくれませんね。2R
1久米 詩
もうワンテンポ、ツーテンポ早めに行くべきでしたね。ホームで出切ったときも自分でスピード殺してもう1回立ち上げる感じになったし、出切った勢いのまま行った方がよかった。やっぱり通常開催なら内容にもこだわらないとって思っています。脚的には問題ないので明日の2日目もしっかり走って結果を出したい。2西島 叶子
久米さんより先に行かなきゃああなるって分かっていたのに、行く勇気がなくて…。ここに来る前に恵比寿でマッサージを受けてきて体の感じは良かったんですが…。3黒河内 由実
だいぶ後ろになっちゃいましたね。あれじゃ厳しい。明日は何としても確定板にあがれるように。4長澤 彩
(スタートで)6番を入れるか迷ったんですけど、今思えば入れない方がよかったかも。悪くないなぁと思って競輪場に入ったんですけど、今日は展開的に仕方なかったかなと思います。5伊澤 茉那
後ろになった時点で自分から1回動こうと決めていました。飛び付くまでは作戦通りだったんですけど、単純に久米さんとの脚力差で離れちゃいました。6熊谷 碩子
前からの方が運びやすいと思って。バックで長澤さんが行ったときに追えればよかったんですが…。7谷元 音羽
スタートは前の方に行くつもりだったんですけど、入れたところがたまたまあそこ(久米の後ろ)で、千切れないように付いていこうと頑張りました。本当にちょっとずつですけどレースの中で余裕が出てきましたね。この2着は嬉しいし自信になります。3R
1大島 将人
恥ずかしい限り。あれは差さなきゃいけない展開だし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これはほんと怒られても仕方ない。菊地君は走る前に長距離はあんまり…って言ってたけど、レースになったら最後まで強かったです。2岩崎 将士
作戦は引いてのカマシ。突っ張りはなかった。前がその走りだと自分はどんなに頑張っても3着まで。バックで詰まった感じはちょっとあったけど、あそこから伸びるのは無理ですね。4太田 雅之
自分はずっと開催指導員をやっていて、何かあった時のために斡旋を中近縛りにしていたんです。だから20年以上の選手生活で西武園は今回初めて。小田原、取手、青森、平と、走ってない競輪場もたくさんあります。初めて走った西武園の感想は、皿バンクだなと。高知が一回り二回り小さくなったように感じました。5篠崎 高志
細沼君は頑張ってくれた。しょうがないね。6菊地 圭
番手選手さまさまですね。カマシになるといつも最初に飛ばしすぎて失敗するんですけど、今日はいい感じで駆けられました。戻したフレームもすごく良くて、ハム(ハムストリングス)を使いながら体全体でしっかり踏めた。1・2班戦に上がってから予選をクリアしたのは初めてです。7細沼 健治
地元だし何もしないで終わりというのは嫌だった。着は良くないけど、やることはやったので。4R
1山田 裕哉
復帰戦というのもあったし、7人の中で自分が一番エラかった。レースが終わって引き揚げてくるのも一番最後だったし(苦笑)。今日に関してはとにかく野崎君が頑張ってくれたおかげ。ほんとそれだけ。(藤岡に飛び付かれたところは)1回目は大丈夫だったけど、2回目がキツくて、ギリギリでした。外で勝てて前も交わせているので、とりあえずはよかったです。4篠塚 光一
まぐれです。引かずに飛び付いたのは藤岡君の判断。自力型なのになかなかのファイターですね。あのまま待ってたら亀ちゃんと被ると思ってバックくらいから行きました。踏んだ瞬間、行けるかなとは思ったけど、あんなに出るとは思いませんでした。5亀井 久幸
判断ミスがいくつかありましたね。残念。6藤岡 徹也
本当に良いときならバーンって踏んで(野崎を)併せられるんですけど…。まだまだですね。このレースは誘導員が超イチの人だったので、発走機に自転車を差すときに「平原康多や」って何度も見ちゃいました(苦笑)。7野崎 翼
あそこは行かなきゃダメなところ。あれでよかったと思う。あとは残れる脚を付けるだけ。5R
1木村 貴宏
川田君は相変わらずダッシュがいいね。(竹澤との)経験値の差がモロに出た感じ。松尾さんも川田君の気配には気付いていたはずだし、もうちょっと早めに対処してくれればチャンスはあったけど、3番手と決めたのは自分だから仕方ないね。2松尾 淳
大本命だったのに…。すみません。行かれたあとにスイッチしようと思ったけど、荻野さんが上手かったですね。押したら思いっきり押し返されました。3荻野 哲
川田はよく行った。あそこしかないってタイミングだった。自分は道中絡まれたのも最後ギリギリ差した感じです。4川田 忍
緩んだら行くと決めていたし、それがあのタイミングだった。併されてもしゃーないと思って行ったら、何とか出切れました。6鈴木 宏章
木村が前に行ってくれたおかげで自分のコースができた。最後はもうちょっと突っ込めたけど、前が荻野さんだから危ないと思って…。6R
1古川 宗行
強いですね、若い子は。最後頑張って差しにいったけど力不足です。今日はメンバー的にも誰かに来られるのは覚悟していたし、何としても死守しようと思っていました。2渡辺 航平
あの展開なら3着で上出来。ミッドナイトからのモーニングだと体がかなりキツいけど、今回はモーニング終わりのミッドナイトだから、かなり感触よかったです。今日は不用意に内を空けると入ってこられるので、そこだけ注意して走っていました。3佐藤 亙
単騎のどっちかが追い上げてくれれば、その上を叩こうって話だったんだけど、ずっとフタされていて難しかった。ただ僕自身の感触は良かったですよ。今回から持ってきた新車が良い感じでした。5板橋 慎治
行き切れてないけど、行く勇気はあったので。そこはプラスにとらえたい。6山田 駿斗
レースに慣れてきたというか、1・2班戦に上がってから予選は苦しい展開があまりなくて。今日もかなり駆けやすい構成だったし、番組と展開に恵まれました。自分的にはもうちょっと自転車との一体感が欲しいですね。いつもは22時に寝て7時起きなんで、レース前はちょっと眠たかったです(苦笑)。7R
1伊藤 成紀
切って切ってで先行するつもりでいたんですけど、思った以上に河上さんがやる気でしたね。ホームでは行かなあかんと思って行ったけど、ラインで出切れていたないのでベストなレースではないです。もうちょっとスピードの強弱も欲しかった。体的にはまだ良いときの2割3割くらいだけど、今は元気に自転車に乗って、練習もできるようになってきたので、この流れを崩さないようにしていきたい。3成田 直喜
(落車棄権)4河上 陽一
踏んでやめてを4回くらいしたかな(笑)。今日はほんと頑張りました。あれだけ距離を踏んでもビリじゃないので、そこはまだ救いかな。7旭 啓介
見てもらった通り。河上さんのおかげで恵まれました。8R
1宮下 貴之
地元で恥ずかしいレースはできないし、脚はないけど気持ちだけで頑張りました。ほんと今日は土田君さまさま。ありがいですね。二年連続で鎖骨(骨折)をやって、全てがゼロになってしまったけど、今はまたイチから作り直しているところです。2土田 栄二
出し切りました! 今日は3番手の人の圧がすごかったので(笑)、前を取ってああいうレースをしようと思っていました。福森さんに抵抗されたし、バックではかなりタレていたんですけど、何とか残ることができましたね。やっぱり疲れが少し残っています。3斯波 雅貴
3番車なのにスタートで真ん中が取れなかった。福森君に申し訳ない。突っ張られたあともどこか入ろうと思ったけどダメでしたね。4乾 庄平
宮下さんが余裕を持ってずっと見ているから、体が動かなかった。結果がどうでも前を回った以上は行くべきでしたね。7高瀬 卓
全部作戦通り。土田君が頑張ってくれたし、自分は付いてるだけでした。9R
1古川 尚耶
番手が前を残しにいくのは当然のこと。あれだけ庇われると3番手の自分は苦しくなるけど、任せた以上は仕方ない。柿本君にはいつも頑張ってもらっているし、競輪は今日だけじゃないからね。2秋本 耀太郎
安藤君が1人で来るのもあるかなって思ったけど、何もなくスンナリでしたね。西武園であの先行なら2着には残りたかったけど、バックでブン捲られると思ったくらいのカカリでした。3飯田 辰哉
3コーナーで緩んでくれないと自分みたいな選手は勝負権がない。前も車間を空けて庇っていたし、詰まったところをいい勢いで突っ込めました。前回から何となく感じが掴めてきましたね。4金澤 竜二
5番は単騎でも行く選手だから、期待したわけじゃないけど、見て、見てになっちゃった。後ろに申し訳ないです。5安藤 直希
病み上がりということで心肺機能が少し弱っているけど、体調的には大丈夫。今日みたいなレースをしていたら上では通用しないし、もっと練習しないとダメですね。6柿本 大貴
本当は自力でやりたったんですけどね。今日の1着は前で頑張ってくれた秋本君と番手を回してくれた古川さんのおかげ。秋本君は強かったですよ。7岡本 英之
飯田先輩は残り半周11秒3。ほんと脚がありますよね。自分はちょっと前が遠かったです。初日インタビュー
1R
1 小林優香
前回の落車は自分がさせてしまった側なので本当に申し訳ないです。落ちたときに全身を強く打ったので記憶があまりないんですよね。左の臀部の打撲が特に激しくて、4日間くらい休んで治療をしながら練習を再開しました。まだ完璧な状態とは言えないけど走る以上は頑張ります。自力。2 松本詩乃
競輪祭の選考期間が今月までなので追加の連絡は迷わず受けました。競輪祭は点数ではなく優勝回数と準優勝の数。私はいまギリギリのところにいるので、誰か他の人が優勝したらアウト。自分がするしかないんですけど、ダメならダメでしょうがないし、あまり気負わず走りたい。自力自在。3 青木美保
決勝には乗れているけど、何とか乗れているという感じで、余裕はまったくないですね。西武園はいつも練習しているバンクだから頑張りたい気持ちが強い。自在。4 永塚祐子
けっこう日にちが空いたのでゆっくりしながらリフレッシュしてきました。自力。5 高橋朋恵
点数がなくなってきて、ミッドの走りにくさを痛感しています。前まではそこまで感じていなかったけど、点数を落として外側の枠になると、欲しい位置が取れなくて難しい。ちなみに前回の欠場はレースカット。自分の意思で欠場したわけではないです(苦笑)。自在。6 田野口佳奈
ここまでの練習はいつも通り。普段は師匠の福島武士さんとやることが多いですね。このバンクは外が伸びないと聞いてきたので、前々を意識してうまく走りたい。7 戸邉香奈実
相手は強いけど頑張りたい。自在。2R
1 久米詩
前回の平塚はオリンピック選手と一緒に走ってすごくいい経験になりました。圧倒的な力を見せつけられたことで、私も頑張らなきゃって新たな目標ができました。9月10月は大きいレースがないので、当面の目標は11月にある競輪祭。そこに向けてしっかり調子を上げていきたい。自力基本。2 西島叶子
状態的には問題ない。めっちゃ元気です(笑)。自力自在。3 黒河内由実
これで今月4本目。レースを走っていたら感覚も鈍らないので、追加の連絡が来たときは喜んで受けました。1Rと違ってこのレースはダッシュマンばかりだし、流れに乗り遅れないように気をつけたい。元気に自在。4 長澤彩
1着は取れているけど大きい着がそれ以上に多くて…。今回の目標は3日間確定板。西武園は今年の1月に優勝しているけど、あれは警戒されてなくて展開が向いただけなので…。自在に頑張ります。5 伊澤茉那
武雄の成績が良くなかったので、しっかり練習してきました。自在。6 熊谷碩子
前回の向日町は体調が良くなくて…。少しでも良い着が取れるように頑張りたい。自在。7 谷元音羽
点数が全然ないから3日間7番車かもしれませんね。西武園は前に来たとき決勝に乗っているので、良いイメージが残っています。自在。3R
1 大島将人
岩崎さんがいいよと言ってくれたので菊地君の番手。連係するのは初めてだけど、いいレースをしているのは見ています。自分の状態は変わらずといった感じですね。2 岩崎将士
鼻の手術をして1ヶ月ちょっと休んでいました。復帰した前回の富山は手術の影響ではなく、シンプルに脚がなくて展開も悪かった。残り半周でバックを踏んだレースもあったし、そりゃ無理だよなって…。菊地君-大島君の後ろで3番手。3 柳原司
もう自力はないんですけど…。こう組まれた以上は頑張るしかないですね。自在。4 太田雅之
長いこと選手をやっているけど西武園を走るのは初めて。楽しみな気分で来ました。練習中の落車で鎖骨を骨折したので、レースを走るのはめちゃくちゃ久しぶり。目立たず、こそっとですね(笑)。柳原君。5 篠崎高志
前を抜いて1着も取れているし悪くはないですね。細沼君がいるなら任せてマーク。6 菊地圭
どこを走ってもボコボコにされてばかりだけど、やりたいレースはできています。今回は師匠の荻原尚人さんに「フレームが合ってないんじゃない?」と指摘されたので、アマチュアの時に使っていた自転車を持ってきました。自力。7 細沼健治
相手が誰でも、後ろが誰でも、自分のやることは変わらない。(1・2班戦に)上がったばかりで点数がないから、最近は常に厳しい番組に入れられてばかり。今期はまずチャレンジに落ちない81点を目標にまとめて、来期は1班の点数を目指して頑張りたい。自分で。4R
1 山田裕哉
富山の落車で肋骨を5本折りました。練習の感じなら大丈夫だと思うんですけど、まずは走ってみてですね。後輩の野崎君に任せます。2 田中雅史
野崎君には前の1・2班のときに何度も先行してもらっている。僕の中では良いイメージしかないです。岐阜両者の後ろ。3 江本博明
亀ちゃんがいるならお任せ。一緒のレースになるといつも頑張ってくれますよ。前回大叩きした分を今回は少しでも取り返したい。4 篠塚光一
藤岡君との連係は前に1度あります。たしか自分が3着で藤岡君はダメでしたね。今度はしっかり決めたい。5 亀井久幸
自力をやめたとかそういうわけではないです。単純に、出ない(苦笑)。タイミングが合えば出してもいいかなって気持ちではいるけど、いまの若い子はみんな強くて、勝てる方法を模索しているところです。自在に何でも。6 藤岡徹也
一番悪いときは81点まで落ちたし、失格したらチャレンジに降格するかもってピンチだった。その頃に比べたら今はだいぶいいし、ちょっとずつ良くなってきています。自力。7 野崎翼
絶対先行するって人を相手に先行争いをするタイプでもないし、対戦するメンバーに応じて走っています。ファンの人からしたら買いにくいかもしれないけど、選手間で何をするか分からないやつと思われるも大事。点数的に初日は2着権利なので考えて走ります。西武園は6月に走っているけど悪いイメージはないですね。自力。5R
1 木村貴宏
7番の子はどういう子なのかな? 俺たちが付いたら前から全ツッパしてくれるかな? そういうのも期待して中部近畿の後ろ。2 松尾淳
竹澤君。上がりたての子だから連係は初めて。自分のやれることを精一杯やります。3 萩野哲
俺ももう50歳だけど、まだ2、3年は頑張れそうだね。川田君。4 川田忍
前場所の別府でしくじったので今回は3日間しっかり走りたい。体調も問題ないし自力で勝負します。5 藤原清隆
7月の頭くらいに熱中症みたいなのになって、それからずっと良くないですね。このままではマズいし、もう少し点数を上げないと…。神奈川勢の後ろ。6 鈴木宏章
木村君が何とかしてくれるでしょう。どういう走り方をしても自分は後ろに付いています。7 竹澤雅也
やりたい走りはできているんですけど、なかなか結果が出てくれませんね。自力。6R
1 古川宗行
(初日予選は6連勝中だが)全部展開。たまたまです。航平さんが回れと言ってくれたので山田君。どういう走りをするとかイメージはないですね。2 渡辺航平
1年の中で夏が一番苦手で調子悪い。いつもだいたい8月の終わりくらいから調子が上がってくるんですよね。ムネが番手で俺は3番手。3 佐藤瓦
最近は腰痛が出たり出なかったりという感じで、それに大きく左右される。点数よりは走れると思いますが…。板橋君。4 金子兼久
(山田の番手に)ジカでいくのは…。5番も何かしらするだろうし、周りの動きを見ながらになりそうですね。決めずに。5 板橋慎治
もう追い込みでやるって決めたのに、前回も前々回も動いちゃって、結局また自分が動かなきゃいけない番組。まあ、動くにしても動かないにしても(山田の)先行一車には変わりないいでしょう(苦笑)。自分で何かします。6 山田駿斗
普段の練習は師匠の染谷幸喜さんや山中秀将さんと一緒。和田(健太郎)さんとかコンリュー(近藤隆司)さんとやることもあります。自分の欠点というか弱点はレースの組み立てがうまくないところ。あと思い切りが悪いのもダメ。同門の鈴木浩太さんからは「脚は俺と同じくらい。もっとレースに慣れれば…」と言われているので、これからもっと経験を積んでレースを覚えていきたい。自力。7 千澤大輔
小倉のときに肉離れになったけど今はもう大丈夫。金子さんと話してお互い「決めず」にやろうとなりました。7R
1 伊藤成紀
西武園は何度か走っているし嫌いじゃない。徹底タイプもいないしチャンスかなと思います。自力。2 一ノ瀬貴将
伊藤さんと一緒なら任せるだけ。連係は今まで何度かあります。3 成田直喜
最近はどのレースを走っても3着ばかりだけど、年齢を考えたら頑張ってる方じゃないですか。及川君の気持ちを聞いて任せることにしました。4 河上陽一
自分で動く番組ですね。旭君も任せますと言ってくれたし自力自在です。5 及川裕奨
脚質的なものというか特性的なものというか、やっぱり僕から自力は切り捨てられないですね。自分で。6 川口聖翔
伊藤さんと一ノ瀬さんの後ろ。中部近畿の3番手で脚を溜めます。7 旭啓介
いろんな選手がピスト6は良い練習になると言っているけど、自分の場合は練習になりすぎている(笑)。日程的にもかなりタイトだしほんと大変。河上さん。8R
1 宮下貴之
(土田のバック数を見て)30本だって。すげー。頼もしいという言葉しか出てこないね。自分は最近ずっとこんな感じの成績だけど、地元でこういう番組を君でもらったからには気持ちを入れて頑張ります。土田君。2 土田栄二
川崎が終わってからは次の日1日休んで、そのあとウエイトとパワーマックスをやってきました。予選のメインはまさかという感じで、ちょっと荷が重いですね。無茶駆けはせず、油断もせず、ライン3人で上位独占が理想。自力。3 斯波雅貴
1着が取れているのはたまたま。自分の力ではないですよ。福森君。4 乾庄平
状態的は変わらずという感じ。てると話して自分が前でやることになりました。コメントは、うーん、自在でいいかな。ここが終わると次は9月頭の青森なんですけど、台風の影響で交通機関が乱れるか心配ですね。5 山崎光展
乾君が頑張ってくれるみたいなので任せます。今まではずっと僕が前だったし、逆並びは初めてですね。6 福森慎太郎
ここまでの練習は室内と街道が半々くらい。やりたいことは一通りできました。自力。7 高瀬卓
2場所前の富山でいい感じが戻ってきて、そのあと調子こいて自転車をいじったら、次の川崎はボロボロでした。今回はまた元に戻したので、疲れさえ抜けていればそこそこ走れると思う。宮下さんの後ろ。9R
1 古川尚耶
関東結束。自分が3番手です。これが宇都宮なら(秋本の番手を)回さないけど、他の競輪場ならね。柿本君との連係も過去に何度かあるし、自力でやってる子は回しますよ。2 秋本耀太郎
自分は前でやりたい、柿本さんも前でやりたいってなったんですけど、最終的に自分の意見が通りました。年齢的にもまとまるならこれが自然かなと。7月に落ちてきてからは負けちゃいけないって思いが強すぎて空回りしていたけど、5場所走ってやっと余裕が出てきました。自力。3 飯田辰哉
夏バテでずっと良くなかったけど、最近になってちょっとずつ戻ってきた。練習の感じも今はもう大丈夫です。金澤君にマーク。4 金澤竜二
函館が終わってからそのまま家族と北海道旅行。いいリフレッシュになりました。旅行していたので練習不足ではあるんですけど、昨日バンクに乗ったらそこまで違和感はなかったし、前回と同じくらいは維持できているんじゃないかな。あ、ちなみに明日の誘導って平原(康多)さんなんですね? マジでこれが今開催一番の話題じゃないですか。スタートを頑張って後ろに付いてみようかな(笑)。5 安藤直希
ここに来る前に風邪をひいてしまったので、1本走ってみないと何とも言えませんね。単騎のレースは最近ちょくちょくあるし、あまり気にせず、行けるところで行くだけ。同期で仲のいい町田太我君はS級の上の方で活躍しているし、少しでも近づけるように頑張りたい。6 柿本大貴
自分も先頭でやりたかったんですけど、話し合った結果、番手になりました。まあでも、こういう悩みも嬉しいですけどね。関東の若手がたくさん出てきたということだし。番手のレースは立川で優勝もあるし苦手じゃないです。秋本君にお任せ。7 岡本英之
安藤君の番手に行くっていう考えはなかった。同県の先輩が金澤君ならその後ろを回るのが自然。自分の状態は落車続きだった頃に比べればだいぶ良くなっています。今節のレース展望!
予選からは、めぼしい新人選手が不在で、特選シード組から優勝者が出そう。その特選シードの並びだが、関東は栃木、東京、栃木の結束で秋本耀太郎が先導役を買い、柿本大貴、古川尚耶の折り合い。秋本耀太郎の初日からの捨て身駆けはないが、柿本大貴と古川尚耶の突き抜けが1番人気だろう。逆に捲りを狙い秋本耀太郎の頭だと高配当かも。前回の取手で優勝して、脚色は悪くない。福島の金沢竜二の機動力には飯田辰哉と岡本英之の千葉コンビがマーク策。金沢竜二も38歳になり、ベテランの機動型の仲間入り。西日本の選手が不在で、徹底先行の安藤直希は単騎のレースになった。安藤直希は長身でスタミナはバッチリ。単騎でも、カマシ切って、逃げ切りも可能とみたい。
ガールズ競輪は小林優香と久米詩が2枚看板。小林優香は平塚オールスターで落車失格。診断書を見ると、左臀部と顔面の打撲擦過傷。走る以上は大丈夫と判断したい。久米詩はオールスターの決勝に進出したが、佐藤水菜に完敗。ナショナルチームのメンバー対策をして、更に高みを目指す。相変わらず、競走センスは抜群だ。50点以上の競走得点を持つレーサーは、松本詩乃、青木美保、永塚祐子、西島叶子、黒河内由実、長沢彩と総じて、メンバーが濃いシリーズだ。
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
アラン・ドロンとリノ・ヴァンチェラ
アラン・ドロンが亡くなった。『冒険者たち』は1967年の作だから私が観たのは封切ではなく数年後の二番館だろう。飯田橋の名画座で学生料金で観たのか、もしかすると銀座のフィルムセンターで無料で観た可能性もある。映画を観た仲間内で主演のアラン・ドロンとリノ・ヴァンチェラどちらがかっこういいかという話になると、リノ・ヴァンチェラの方に支持が寄ったのは、聖域ともいえるアラン・ドロンの美しさに近寄りがたかったからかもしれない。
中野浩一と井上茂徳どちらがかっこういいかという話題で盛り上がったことはないが、両者の表裏どちらかで迷った時に買う車券の傾向と性格は、私の仲間内では面白いように二分した。
記念の決勝。大レースの決勝。俺は井上の差し。奴は中野のガマン。むろん全部が全部中野-井上の表裏で決まるわけもないのだが、それでも大概はどちらかが払い戻しにあずかり、飲み食いには事欠かなかった。という気もするのだが、記憶はかなりあやしい。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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