e‐SHINBUNカップ(FⅡ)

開催日時 2023年3月19日(日)・20日(月)・21日(火)
開催場所 前橋競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
e-SHINBUN スーパーアドバイザーe-SHINBUN
スーパーアドバイザー
山口幸二

選手インタビュー

二日目勝因敗因

1R

レース総評
後ろ攻めの細沼がブーメランで元の位置に戻り、薮下の大マイペースとなったが、下げて様子を見ていた細沼が最終2コーナーから一間クリ。番手の高橋もぴったり、3番手の阿部も何とか続いて埼京トリオの上位独占。


動きチェック
1取鳥 敬一

すんなりの3番手で捲りを出すかと思ったが、もうそんな元気はないのかも。ヨコよりタテの人なので被った時点で終了。

 

2細沼 健治

1回脚を使っての捲りだが車の出はスムーズだった。山城のブロックも関係なく乗り越えたし、自分でやってもまだまだ強い。

 

3山城 光央

捲りを止めようと大きく横に動いたのは評価できるが、外の勢いが違いすぎてどうにもならず…。
 

4高橋 京治

細沼のシャープな捲りに離れずぴったり。見た目もレースも59歳とは思えないし本当に元気だ。
 

5薮下 直輝

初日と同じように突っ張って逃げたが、初日と同じように軽く捲られてしまう。勝ちパターンの走りで連日この結果だし、今回は全然良くない。
 

6阿部 博之

捲りの3番手で3着流れ込み。3コーナーの山のあたりで徐々に口が空いたが、勢いと惰性で何とかこらえた。
 

7兵動 秀治

取鳥の一撃に期待したのか、初手の並びでたまたま後ろになったのかは微妙だが、道中はずっと取鳥の後ろで流れ込んだだけのレース。
 
2R

レース総評
伊藤のカマシに福間が離れて五反田がすっぽり嵌まるも、最後の直線は全然伸びない。ゴールは裸逃げの伊藤がそのまま押し切り、後方から捲り上げた駒井が2着。絶好展開の五反田は悔しい3着。



動きチェック

1伊藤 司

やっぱりこの人は自力が似合う。初日は単騎で見せ場なく終わったが、今日は打鐘から迷わず仕掛けて力強く押し切った。
 

2駒井 大輔

赤板前の2センターは3番手に降りずに叩いた方がよかった気がするが、駒井も自転車経験のないド素人に言われたくはないか…。苦しい展開から2着まで届いたし脚は大丈夫そう。
 

3五反田 豊和

飛び付くまでに脚を使っていたのもあるが、あの展開で3着は買っていた人からするとガッカリ。
 

4中山 健

 ここまでヨコが出来ない人も珍しいと言うか、単騎のレースでずるずる下がって最後方不発。前もぐんぐんカカっていったし仕掛けることも出来なかった。

5丹波 福道

前団3番手と悪くない位置だったが直線は全く伸びず。離れた福間が真横にいたので少し脚を削られたか。
 

6福間 力

見た目は若いがもう48歳のベテラン。任せた選手がカマシや捲りになるとキツい。
 

7藤光 健一

駒井が遅い捲りになったため4着に入るのがやっと。初日は気合の番手戦、2日目は捲りに離れず付いていったし、長欠明けにしては走れている方だと思う。
 
3R

レース総評
甲斐の上昇を猪野が突っ張って逃げたが、冷静に下げた甲斐が5番手からスコーンと捲ってぶっ千切った。マークの南はあっさり離れ、猪野を利した菊池がゴール寸前交わして2着。頑張った猪野は力及ばず3着。


動きチェック

1小林 大能

甲斐が1人で行った時、切り替え気味に捲って行けば2着はあったかもしれない。本人もレースが終わって後悔しているのでは?
 

2菊池 崇訓

猪野さまさま。落、失、欠と最近は「漢字」ばかりだったし、この優出は大ヒット。
 

3甲斐 俊祐

捲りでの1着だし100%満足していないと思うが、相手もやる気だったし仕方ない。このクラスでは全てにおいて断然の存在だったし、きっちり1着を取ったことは評価できる。
 

4猪野 泰介

スイッチがオンの時とオフの時の差が激しいが、今回は間違いなくオンの方。新人相手に果敢に逃げたのは次につながる。
 

5柴田 了

離れた南の後ろだが、南が離れる前からすでに口が空き気味だった。小回りバンクのスピードレースはベテランにとってキツすぎる。
 

6進藤 浩行

小林任せで共倒れ。柴田と南の2人には先着したし、最終日の一般戦回りは免れた。
 

7南 和夫

付いていけば2着の位置だったが、最初の1歩2歩であっさり離れてしまう。甲斐とはちょっと力差がありすぎた。

 
4R

レース総評
ゴール通過は松田のハコ差し、近藤の逃げ残り、戸邉の流れ込みだったが、松田は打鐘の押圧で痛恨の1着失格。これにより近藤が繰り上がり1着。戸邉が2着で、落車を避けていた佐藤が3着となる。



動きチェック

1渡邉 正人

狙ったイン粘りではなく展開上たまたま粘ったら、松田に押し込まれて落車してしまった。ツイてない。
 

2石川 一浩

連結を外して佐藤に1車入られたが、アクシデントもあったし参考外のレース。
 

3戸邉 裕将

前の松田が失格。結果は繰り上がりの2着だが複雑な心境だろう。

 

4近藤 圭佑

自力のライバルの渡邉が落車してしまったため大マイペースの先行となる。番手の松田も1着失格だし、恵まれの印象が強い。
 

5志村 正洋

 渡邉-佐藤を追わず(追えず?)終始後方。見せ場らしい見せ場は全くなかた。
 

6佐藤 拓哉

 落車に巻き込まれる一歩手前。本人もかなりヒヤッとしたはず。落車を避けてからはうまく4番手に入り、そのまま流れ込んだ。
 

7松田 優一

松田くらいの脚力と技術があれば、あそこまで強く当たらず、受けて立つくらいのスタンスでよかったかも。こういう失格は格上選手あるあるで、相手のレベルを考えて走らないと失格地獄に陥ってしまう。
 
5R

レース総評
人気の堀が打鐘前2コーナーから一気の発進。叩かれた真砂が踏みながら3番手に飛び付き掘-赤石-真砂-宮澤…と隊列変わり、ゴールはこのまま堀が逃げ切って1着。3番手から伸びた真砂が2着で、地元の赤石はハコ3。


動きチェック

1宮澤 晃

踏み合いの時に口が空いて遅れてしまう。初日も捲りの3番手で離れているし、今回は良くない。
 

2眞砂 英作

踏んで、踏んで、3番手に飛び付き、そこから1車抜いて2着に伸びた。力勝負という点では同期の堀に完敗だが、2対4の劣勢ムードの中ではよく頑張った。
 

3赤石 聡

この2着と3着は天国と地獄。地元決勝が目の前まで見えていただけに本人もショック大か。
 

4堀 航輝

1周半のカマシで圧勝。番手の赤石もライバルの真砂も寄せ付けなかった。
 

6塩満 賢治

志村達也の欠場により3番手から番手に繰り上がったが、打鐘でペースが上がったところではぐれてしまう。
 

7鈴木 浩

6車のレースで最終ホームも最終バックも6番手。あれではどうにもならない。
 
6R

レース総評
青木美優、青木美保と同じような名前の選手が2人いたが、レースは本命の奥井がラスト1周から豪快に叩いてメモリアルの500勝を達成。番手に入った加瀬は余力なく、3番手にいた青木美保が外を鋭く伸びて2着に入った。


動きチェック

1増茂 るるこ

1番車だから好きな位置を取れるというのは一昔前の話? ガールズもいろいろ複雑になってきているし、道中の「入れる・入れない」問題を含めて、展開想定が難しくなっている。せっかくの好枠だったが流れに乗れず失敗。
 

2佐々木 恵理

立ち後れ後方。最終1センターで神澤にしゃくられジ・エンド。
 

3神澤 瑛菜

 最後方から内を追い上げたが5番手を確保するのがやっと。何かしようとする気持ちは伝わってくるが、なかなか負のスパイラルから抜け出せない。
 

4青木 美優

狙い通り奥井の後ろを取ったが、強烈なカマシに離れてしまう。
 

5奥井 迪

500勝おめでとう! 「脚」ではナショナルチームや若い選手に敵わないが、ひたむきに頑張る姿は好感が持てる。
 

6加瀬 加奈子

一旦は前に出たし、らしさは見せたが、最後は完全に奥井に力負け。あの展開なら2着には入りたかった。
 

7青木 美保

奥井-加瀬-青木美保でそのままかと思ったら、短い直線を鋭く伸びて2着に食い込んだ。シャープ!
 
7R

レース総評
打鐘の2センターから日野が飛び出し後続を5車身千切る圧勝劇。日野に行かれて第2先行になった當銘も何とか踏ん張り2着。日野に離れて當銘の後ろに入り直した高橋が3着で、終わってみれば二車単も三連単も1番人気だった。



動きチェック

1高橋 梨香

高橋クラスの選手でも日野に離れてしまうのかと驚いた。ただ離れてからのリカバリーは秀逸で、當銘の後ろに入ってきっちり確定板。
 

2岡村 育子

後方で一杯。最後は6着かなと思ったが、小林に食われて7着になってしまった。
 

3成田 可菜絵

いつもそこそこの位置にはいるのだが、4コーナーを回ってから全然伸びてこない。前は良い配当を提供する穴選手だったのに…。
 

4當銘 直美

審判発表の決まり手はマークだが、見た感じは、日野と當名の逃げ-逃げ決着みたいな感じ。連日長い距離を踏んでいるのは評価できるし、前みたいなひ弱なイメージは完全になくなった。
 

5小林 真矢香

 そこまで警戒される立場ではないが、後ろの方で何もせず存在感ゼロ。


6日野 未来

初日が省エネ走法だったのもあるし、今日は最初から長い距離を踏むつもりでいたようだ。やはり通常開催では「脚」が全然違う。
 

7塩田 日海

高橋のところに注文を付けて日野の番手を狙いにいったが、内と外の差で置いていかれてしまった。
 
8R

レース総評
単騎の4人を見ながら平川がカマしていったが、吉原に突っ張られて出られない。4番手から仕掛けた山口、そのあと3番手から仕掛けた鈴木はどちらも不発で、ゴールはそのまま吉原が力強く逃げ切った。終始番手の川上が流れ込みの2着。内をショートカットしてきた篠原が3着に入る。


動きチェック

1川上 真二郎

前にいた吉原が駆けてくれて最高の展開になったが、前を抜くどころか、内を来ていた篠原に抜かれそうになるギリギリの2着。相変わらず状態は一息。
 

2山口 慎吾

ガツガツ競るタイプではないし、この手のレースなら取れた位置からショート捲りのイメージだったはず。普段自力を出していないから、吉原の逃げでも全然捲ることが出来なかった。
 

3平川 慎太郎

油断したわけじゃないと思うが…。ほぼ逃げイチなのに自分より点数のない自在型に突っ張られてしまうのは「渇!」だ。
 

4吉原 友彦

誘導をフルに使えたのが大きいが、「本職」の平川を突っ張り1周半逃げ切ったのだから強い。
 

5木村 勉

競られてもおかしくない番組だし気合は入っていたと思うが、実際のレースは平川がカマシ不発で共倒れ。
 

6篠原 英雄

なんで6番がこんなところに!?と思った人も多かったのでは。不発ラインの3番手で後方にいたのに、内をするする3着まで伸びてきた。
 

7鈴木 達也

悪くない位置で前団3番手。3コーナーから捲り気味に外を踏んだが全然進まず大きくスライス。
 
9R

レース総評
小川のカマシが決まって中尾の3番手捲りは不発。絶好ハコ回りの堀はまたしても追走一杯になり、このまま小川が後続を引き離して逃げ切った。番手の掘が別線に詰め寄られながらも2着確保。不発の中尾も飛ばずに3着に入った。


動きチェック

1小川 達也

中尾の抵抗もそこまでなかったし打鐘からすんなり主導権。いつ以来の1着か調べてみたらこれが今年の初勝利だった。
 

2幸田 光博

任せた堀内と6番手7番手で共倒れ。最後は突っ込むコースもなかった。
 

3中尾 翔

7着した次の日はけっこうな割合で勝っているが今回はダメだった。着も内容も同型の小川に完敗。
 

4堀 勝政

何とか2着はキープしたが、小川のこの先行で一杯になってしまうのだから重症かも。
 

5井上 将志

コメントは「1人で」だったが、レースが始まると中尾ラインの3番手にずっといる。中尾が止まった時に仕掛けていれば2着はあったような…。
 

6堀内 昇

堀と同じでこの選手も重症。見せ場を作っての大敗ならまだ分かるが、最近はずっと何もせず後方での大敗ばかり。
 

7齋藤 仁

中尾と堀の間を迷いながら入った感じで、スパーンと伸びなかった。
 
10R

レース総評
人気を集めた一丸-桑原-立花がすんなり先行。中団を確保した森田の捲りは桑原の牽制もあり不発。内を切り込んできた副島もビューンと伸びる感じはなく、ゴールは桑原が差しただけの遠征トリオ上位独占。

動きチェック
1小坂 敏之

中島がダメになると副島のことをしゃくりにいったが、そのあとすぐにしゃくり返されてしまう。この時点で今日は終了。展開にツキがなかった。
 

2副島 和人

最終バックからは左ウインカーを出して立花の内、桑原の内まで行ったが、ただ潜り込んだだけでドカすことは出来なかった。
 

3一丸 尚伍

前に一度取材したことがあるが、とにかく良い人。競技の世界では有名な選手だったみたいだし、競輪のコツを掴めば大化けする可能性も十分。
 

4森田 康嗣

珍しく位置にこだわり中団捲りを打ったが、一丸のすんなり先行&桑原の格上ブロックの上を行くのはさすがに厳しかった。
 

5桑原 亮

年に数回の良い展開。森田の捲りもそこまでのスピードじゃなかったし、ちょっと振ってから前に踏んで、一丸のことををきっちり2着に残した。
 

6中島 将尊

森田に中団を取られてしまうようではダメ。後ろの小坂にも捨てられ1人だけレースに参加できずに終わってしまった。
 

7立花 成泰

好調時なら外を伸びて2着まで来ていたかも。復帰戦の今回はまだ6割7割といった感じだし、決勝に乗れただけでも本人的には万々歳か。
 
11R

レース総評
S降りの片折が渋谷を子供扱い。赤板で勢いよく叩いて主導権を握ると、初日みたいな踏んでやめての絶妙ペースで楽々2周逃げ切った。番手の山崎、3番手の三澤も続いて本線3人並んだまま。


動きチェック

1三澤 康人

前のレースで立花が3着だったし、完全に2着権利。展開も向き最後は中を突いたが、山崎を交わすまでにはいたらなかった。
 

2渋谷 海

捲りに行ったというより、外にちょっと持ち出しただけでピラんでしまった。前の良かった頃に比べるとやや調子落ちか。
 

3山崎 悟

タテ型でシャープな選手だが、片折のローリング先行に酔わされた感じで、差せそうな雰囲気はほとんどなかった。
 

4藤原 悠斗

 渋谷が目の前からいなくなり「えー!?」と思ったはず。そのあとは見ての通り。本線4番手にスイッチしてそのまま4着入線。

5齊藤 健人

単騎のレースはいいこともあるが、今日みたいに悪い展開の方が圧倒的に多い。格上相手の準決で「初日の再現」ならず。
 

6山本 貴章

最終バック5番手でそのまま流れ込みの5着。後ろの2人を拾っただけでも…。
 

7片折 亮太

自分の脚質とドームの走り方をよく分かっている。初日同様100点満点の逃げ切り勝ち。
 
12R

レース総評
相手が相手だし水森が望月のところに飛び付くのは想定内だったが…。捌いたあとに番手捲りで菅原を着外に沈めてしまったのはビックリ。番手の小沼もぴったり続き埼京ワンツー。3着は後方から捲り上げた天野が入り、断然本命の菅原はまさかまさかの4着敗退。


動きチェック
1天野 純平

結果は届かずの3着だが、一応、菅原のことは捲っている。
 

2小沼 良

直接確認したわけではないが、この南関分断は小沼のアドバイスだったような気がする。ゴールしてから水森の腰をポーンと叩いて嬉しそうにしていたのが印象的だった。
 

3望月 裕一郎

典型的な突っ込み屋でヨコはまるでダメ。水森に狙われ外競りになった瞬間、あっさり負けてしまった。
 

4寺林 正秋

石田があのレースでは…。競り負けた望月も拾えず消化不良の7着。
 

5水森 湧太

持ち味発揮の良いレース。単純な先行捲りより、今日みたいに自在っぽく走った方がこの人は強い。
 

6石田 宏樹

水森に切られた時点で「圏外」になってしまった。あそこは無理してでも突っ張った方がよかったかも。
 

7菅原 大也

負けちゃいけないレースだった。降級直後は完全V連発と超抜だったが、その時と比べると脚は少し落ちている。ただ、欠場せず、最終日もしっかり走るのは立派。

初日勝因敗因

1R
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レース総評
オールドルーキーの近藤と猪野の2分戦。前受けの猪野が残り2周半から突っ張ると、そのままラインの3人で押し切る。本命の近藤は残り1周を巻き返しに行くが不発。別線の3人で決まり1990円の配当。

動きチェック

1猪野 泰介

近藤ぐらいの新人なら通用すると思ったのか、決め打ちの突っ張り先行。上手くペースに持ち込み、残り2周半を押し切る。

2丹波 福道

ジャンで7番手になり、切り替えようとするが失敗。そこで脚を使い、かなり遅れて入線する。 

3高橋 京治

目標の近藤が叩けなかったし、どうにもならないレースだった。車番が逆なら埼玉勢が突っ張っただろう。ミッドなら、埼玉ワンツーで決まったはずだ。 

4志村 正洋

猪野が突っ張り絶好の番手。2着だが、前があの距離を踏んでくれたし、差しても良いレース。あとあと、この1着の差は選手生命を左右する事もある。 

5塩満 賢治

目標不在で3対3対1のレース。普通に中団4番手にいて、そのまま4着に入る。 

6進藤 浩行

前が突っ張り先行で一番良い形の3番手。それでも3着に入るのだから、60歳にしては立派だ。 

7近藤 圭佑

人気になるも別線に翻弄されて不発。ダッシュした瞬間は行ける感じだったが、そこから全く車が伸びなかった。スケルトン出身で、やはり自転車競技は未熟だ。
2R
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レース総評
新人の真砂栄作が先行1車で楽に押し切る。コメントは決めずの藤光健一だったが、ジカで勝負に行く。ただ、外競りだし、番手は奪えない。番手の南和夫が2着で3番手の柴田了が3着。結果的に本線で上位独占。

動きチェック

1南 和夫

スンナリの番手と思われたが、ジカで藤光健一が競りにくる。ただ、内競りだし、簡単に番手を守り切る。ゴール前も、かなり真砂に詰め寄っていた。

2藤光 健一

ラインの細沼健治に付けない以上、勝負するしかなかったのだろう。外から綺麗に競りに行ったが、このバンクはS級とチャレンジぐらいの脚の差がないと競り勝てない。 

3眞砂 英作

後ろがジカ競りでペース駆け。ただ、4角から末脚が甘くなったのは気になる。ただ、後ろが競り勝てる様に気を遣っていた。 

4細沼 健治

単騎で残り1周を捲りに行ったが、車の進みは今ひとつだった。 

5菊池 崇訓

4番手4着のレース。着を拾いに行ったが、選手生命を守るには、時には必要だ。 

6福間 力

 本当は勝負に行きたいだろうが、自分の脚力を理解して我慢したのかも。結局、後方のまま。

7柴田 了

3番手3着でしぶとく勝ち上がる。検車場で大きな声で喜んでいるのが目に浮かぶ。
3R
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レース総評
前受けの薮下が五反田の上昇を突っ張って逃げたが、3番手すんなりの松田が軽く捲って本命人気に応えた。ちょっと口が空いた赤石も地元の意地で流れ込む。薮下からスイッチした佐藤、離れ追い込みの宮澤で3着は接戦となるも、佐藤が微差踏み勝って3着。


動きチェック

1赤石 聡

踏み出しのところだけ少しヒヤッとしたが、北の2人を乗り越えてからはすぐに追い付き2着確保。最近は脚も流れも良い感じ。
 

2薮下 直輝

スタートを決めての突っ張り先行は自身の得意パターンだが、3番手に松田がいることを考えたら得策ではなかったような気もする。ゴールは五反田に先着しただけで6着大敗。
 

3取鳥 敬一

五反田が不発で共倒れ。S級トップの選手ならあの展開からでもリカバリー可能だが、チャレンジのベテランにそれを求めるのは無理。
 

4松田 優一

勝ってくださいの展開。外の五反田が少し邪魔になったが、単独になってからはしっかり間合いを取って一気に捲った。
 

5五反田 豊和

「車番」で後ろ攻めは覚悟していたと思うし、突っ張られるのも想定内だったはず。引かされてからもすぐに仕掛けて、簡単には飛ばなかったのは評価できる。
 

6佐藤 拓哉

薮下の頑張りが一番だが、スイッチしてから宮澤に抜かれなかったのはデカい。
 

7宮澤 晃

番手の赤石も口が空いたくらいだし、その後ろの宮澤は更にキツかったはず。最後は佐藤を差したようにも見えたが、勝ち上がり権利が緩いので4着でも準決には行ける。
 
4R
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レース総評
人気の甲斐が打鐘からカマして主導権。口が空き気味だった志村も何とか追い付き、そのまま「逃げ-マーク」の1番人気決着。小川を捨てた戸辺が兵動のことを捌いて3着に入る。


動きチェック

1兵動 秀治

戸辺に狙われた時点でジ・エンド。このバンクでああなったらよほどの脚力差と技術の差がなければ勝てない。
 

2小川 辰徳

必死に抵抗したが新人の甲斐に力負け。飛び付こうと思えば飛び付けたような気もするが、実際のところは本人にしか分からない。
 

3志村 達也

甲斐のカマシに口が空き気味だったが、小川が淡泊な自力選手だったので助かった。これが厳しめのマーカーだったら捌かれて大敗だったはず。
 

4鈴木 浩

戸辺の後ろでそのまま流れ込みの4着。自力も打てる選手だし戸辺くらいは交わすと思って見ていたが、そういう雰囲気は全くなかった。

 

5甲斐 俊祐

突っ張っても勝てたと思うが、引いてのカマシを選択。小川もかなり抵抗してきて踏み合いになったが全然相手にしなかった。
 

6伊藤 司

単騎のレースだったし中団中団の立ち回り。前はちょっと踏み合いになったが、あのハイペースの上を行ける力はない。
 

7戸邉 裕将

叩かれた小川を捨てて最終ホームでスイッチ。外の兵動を楽々捌いた「ヨコ」はさすが。
 
5R
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レース総評
堀の完全優勝濃厚シリーズだったが、長い距離を行って無風回りの渡辺に差されてしまう。それ以上のサプライズは山城のところに小林が競ったことで、両者のバトルは内の小林に軍配が上がるが、この後ろに切り替えていた石川がゴール前小林を交わして3着に入った。


動きチェック

1山城 光央

まさか同地区の小林に競られるとは…。基本的に競りは内の方が圧倒的に有利だし、あの形で死守するのは厳しい。
 

2堀 航輝

3番手の競りに気を取られていて、前は普通に掘-渡辺でゴールしていると思っていた。いくら渡辺にも自力があると言っても、予選なら楽々押し切るくらいじゃないと…。強いのは間違いないがやや期待外れ。
 

3阿部 博之

単騎のレースだったが、何もアクションを起こさず後方流れ込み。点数的にも4着じゃないと勝ち上がれなかったし、追い上げるなり、内を行くなり、もう少しシビアに行ってほしかった。
 

4石川 一浩

競り負けた山城を捨てて小林にスイッチした判断は秀逸で、最後は第2先行になった小林のことも交わした。ベテランならではの味のあるレース。
 

5渡邉 正人

ガンガン行くのは卒業したが、一応、まだ自力選手。堀があれだけ行ってハコ無風ならさすがに差すか。
 

6中山 健

最後方からの捲りは1車しか進まず不発だが、仕掛けたことは評価できる。敗者戦で相手が軽ければ一発も可能だろう。
 

7小林 大能

南関同士の山城と競ったのはビックリ。堀があの押さえ方なら番手で粘ることも出来たはずだが、本人的には番手以外の合ったところと決めていたみたいだ。
 
6R
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レース総評
逃げる高橋、捲る奥井のバトルは全く互角で両者並んだまま最後の直線だが、2人のやり合いを真後ろで見ていた青木が4コーナーから外に持ち出し鮮やかに突き抜けた。2着は何とか捲った奥井で3着が高橋。


動きチェック

1神澤 瑛菜

せっかく1番車を貰ったのに初手の位置が7番手とは…。このままじゃマズいと打鐘で1回前に出たが、ただ泳がされただけで、真後ろの高橋にカマされて終了。
 

2塩田 日海

一番強い奥井の後ろで位置的にはよかったが、強烈な仕掛けに口が空いて離れてしまう。
 

3青木 美保

勝つ時はいつもこんな感じで、自然と良い位置にいて突き抜けている。自力では迫力不足だが競争センス抜群!
 

4奥井 迪

相手が誰でも、どのグレードでも100%全力を出すのは素晴らしいの一言。今日のレースも飛びそうで飛ばないパワフルな捲りを見せてくれたし、結果2着でも奥井ファンは皆納得だろう。
 

5成田 可菜絵

前にいた青木が頭まで届いているのだし、しっかり追えていれば2着の目もあったはず。最後は追わなかったのか、追えなかったのか、内に進路を取って自ら勢いを殺してしまった。
 

6高橋 梨香

奥井と力勝負と決めていたみたいでラスト1周から一気にスパート。結果は力負けの3着だが内容満点。
 

7佐々木 恵理

見て、見てのレースで立ち後れて後方。全く流れに乗れなかった。
7R
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レース総評
打鐘内抜け先行の當銘が小林を出させず加瀬も捲らせず最終4角先頭だが、當銘の後ろで脚を溜めていた日野が3角捲り追い込みで突き抜ける。逃げた當銘が2着に残り、いつの間にか日野の後ろにいた増茂が3着。


動きチェック

1小林 真矢香

加瀬の動きに乗ってその上を叩こうとした組み立ては間違っていないが、唯一の誤算は内にいた當銘に突っ張られたこと。初日の7着はイタいし2走目の巻き返しに期待。
 

2加瀬 加奈子

當銘の逃げを加瀬が捲れないなんて数年前では考えられなかったが、これが現状。力勝負をして負けたわけだし本人も納得しているのでは。
 

3青木 美優

見た目によらずガッツのある選手。ずっと真ん中くらいの位置にいたが、最後は内に差して気持ちよく踏みなかった。
 

4日野 未来

自分からレースを動かすことは少ないが、周りの動きを冷静に見ながらシャープに伸びた。シリーズリーダーの責任感で残りの2走も格の違いを見せたい。
 

5増茂 るるこ

流れの中で日野の後ろにおさまり、そこから先は完全に日野頼みのレース。スパーンと捲ってくれれば2着もあったと思うが、あの捲り追い込みなら3着に入るのがやっと。
 

6岡村 育子

 残り2周半のところで増茂をしゃくったところは「らしい」なと思ったが、目立ったところはそれだけで、あとは後方で流れ込んだだけ。
 

7當銘 直美

先行でこんなに強いのかとビックリした。打鐘で内を抜けたときは飛び付き狙いかと思ったが、そのまま逃げて2着なら上出来だろう。
 
8R
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レース総評
単騎の平川が打鐘から小川を一気に叩き、これに乗った渋谷が省エネの1周カマシ。番手の立花、3番手の山本もぴったり続き、並んだまま3人でゴールした。


動きチェック

1鈴木 達也

叩かれた小川を捨てて最終バックから切り替えたが時すでに遅し。ゴール前の伸びも平凡だった。
 

2小川 達也

そんなに流していたようには見えないが、平川に行かれ、渋谷にも行かれてずるずる後退。らしさを発揮できずに終わってしまった。
 

3山本 貴章

3番手3着。前を食いそうな気配も後ろから食われそうな気配もなかった。
 

4平川 慎太郎

単騎なりに見せ場は作るも、あの仕掛けでは渋谷を引き出すだけ。何もしないよりは全然いいが…。
 

5立花 成泰

落車の影響で差せなかったのか、渋谷が普通に強かったのか微妙なところだが、あの展開で全然詰め寄れないのを見ると、良い時の8割くらいの調子か。
 

6吉原 友彦

見過ぎて失敗。タテヨコ動けるクラッシャーだし、もう少し何かすると思ったが…。
 

7渋谷 海

平川に見られて行くタイミングをことごとく潰されたが、その平川が行ってくれたおかげで仕掛けやすくなった。ラッキー。
9R
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レース総評
中島のロングのカマシに堀は追走一杯となり、3番手に入り直した森田の捲りが決まる。逃げた中島が粘りに粘って2着。森田を追った三澤が3着で、天野の後方捲りは届かなかった。


動きチェック

1中島 将尊

出切ったのは打鐘の3コーナーあたりだが、赤板過ぎには仕掛けていたし約2周のカマシ逃げ。川上が離れ、堀が付きバテと援護がない中で2着に残ったのは高評価だ。
 

2天野 純平

離れた川上が邪魔になったのもあるが、レースの組み立てが全然ダメ。
 

3三澤 康人

森田の捲りを懸命に追うも3着まで。川上のことを振ったり、地味ながらも良い仕事はしていた。
 

4川上 真二郎

カマシの3番手であっさり離れてしまう。前はタテのある良い穴選手だったが、この1年くらいは目立ったヒットが全くない。
 

5森田 康嗣

スパーンと捲るレースにはならなかったが、裸逃げの中島に少しずつ追い付きゴール寸前で捉えた。
 

6堀 勝政

あれで一杯になってしまうのか…。成績を見ると3着もポツポツあるし悪い状態ではないと思ったが、初日の感じだと2日目以降も厳しそう。
 

7井上 将志

任せた天野が遅い捲りで4着だし、どんなに頑張っても5着まで。消化不良で不完全燃焼のレース。
 
10R
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レース総評
打鐘前の2コーナーから一丸が仕掛けて石田を簡単に叩き切る。番手の藤原はぴったり続くも、3番手の斉藤は離れてしまい、一丸-藤原-石田-寺林と達列変化。ゴールはこのまま一丸が押し切り藤原2着、石田3着という結果。


動きチェック

1藤原 悠斗

昔も今もタテのキレで勝負するタイプ。丸々1周ハコ無風だったしあれは差したかった。
 

2石田 宏樹

新人相手にレースを作って、行かれたあとも諦めず踏み続け3着に残った。初日はいつも大きい着ばかりだったし、これが良いきっかけになれば。
 

3齋藤 仁

本線3番手で3着に入る大チャンスだったが、踏み出しの時点であっさり離れてしまう。
 

4山口 慎吾

ライン3番手で流れ込み。この1走では調子の良い悪いは分からない。
 

5一丸 尚伍

チャレンジ時代の成績を考えたらこれくらい走れて当然。脚は文句なしでピカイチだし、格上相手の準決でも良い勝負が出来るだろう。
 

6堀内 昇

まだまだ。復帰戦の前回西武園ミッドも全然だったし、その時から大きな上積みもなさそう。
 

7寺林 正秋

石田と2人で準決へという感じで、援護優先の走りになった。これが決勝ならシビアに踏んで石田のことは抜いていただろう。
 
11R
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レース総評
前受けの水森が中尾の上昇を突っ張り青板2周先行。引かされた中尾も打鐘からもう一度行ったが不発で、完全に水森ラインのペースに見えたが、単騎の齋藤が6番手から目の覚めるような捲りで前団をまとめて飲み込んだ。2着は逃げた水森、3着は水森マークの小坂。 



動きチェック

1齊藤 健人

打鐘でバックを踏まされて「終了」と思われたが、脚はまだ全然残っていたようでマッハ捲り快勝。もともとカマシ巻きの選手なのでこういう展開は強い。
 

2木村 勉

失敗した中尾を捨てて4番手に降りたが、そこから伸びる脚はなかった。
 

3水森 湧太

前から突っ張ると決めていた感じで、同型の中尾に全くレースをさせなかった。どちらかと言えば自在よりの自力選手だし、あれだけ踏んだら捲られてしまうのも仕方ない?
 

4中尾 翔

前に出てなんぼの選手だし、格上の水森にアレをやられたら厳しい。
 

5小坂 敏之

水森が突っ張ってくれた時点で「準決当確」と思ったはず。齋藤が見えてから慌てて踏んだが全然伸びずハコ3着。
 

6篠原 英雄

不発ラインの3番手。内に降りた木村に続いて2人で5着6着。
 

7幸田 光博

直線があと10メートル長ければ小坂を交わして3着だったかも。4着では準決に行けないし残念無念。
 
12R
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レース総評
赤版前に先頭に立った片折が絶妙なペース駆け。打鐘から仕掛けた菅原のカマシも悪くなかったが、きっちり併せて押し切った。2着はマークの小沼で埼玉ワンツー。続く山崎、やめずに踏み続けた菅原の3着争いは僅かに菅原が制した。


動きチェック

1桑原 亮

単騎のレースで中団中団。最終2コーナーからバックにかけて仕掛けるポイントはあったが、捲り不発が頭をよぎって「拾い」に行ってしまう。前回の落車も少なからず影響している感じか。
 

2片折 亮太

先行のお手本のようなレース。要所要所でしっかり踏み上げ菅原の捲りを完璧に封じた。小沼との埼玉-埼玉の車券は二車単で730円。もっとつくかと思ったがファンもよく分かっている。
 

3菅原 大也

片折の先行テクにやられてカマシ不発だが、簡単には飛ばずに、浮いた状態から再び加速して小沼の横まで行った。脚はそんなに悪くなさそう。
 

4小沼 良

この手のマーカーは抜く抜かないより2着キープを一番に考えて走っている。後輩の片折が強いレースをしてくれたし小沼本人も納得しているはず。
 

5望月 裕一郎

桑原が空けてくれればもっと早く内に行けたが…。展開もあるし今日はしょうがない。
 

6山崎 悟

オグリューみたいなハンドル投げが出来れば菅原に踏み勝って3着だった。被りっぱなしで内も締めていたし、思い切り踏んだのは最後の数メートルだけ。
 

7副島 和人

菅原が再び加速した時に離れてしまうが、仮にぴったり追っていても着は良くなかっただろう。
 

初日レース総評!

1R


動きチェック

1 猪野泰介

今回は中7日の追加。当地は2場所前に予選2着、準決5着、最終日の負け戦が2着。相手が強い新人とは言えないし、ワンチャンスある自力を打つ。 

2 丹波福道

50歳のベテランは当地は久々の登場。埼玉勢を追走して、名前通り、福を呼ぶか。 

3 高橋京治

59歳になり、埼玉では最年長。カメラの腕はプロクラス。3場所前の当地で決勝進出と気を吐いている。後輩の近藤圭佑の番手があり、勝ち上がりは期待出来る。 

4 志村正洋

別線の番手を回る。1着も取れているし、猪野泰介次第で頭も可能だ。 

5 塩満賢治

3着は取れている状況。ただ、目標不在で、厳しいメンバーだ。 

6 進藤浩行

60歳で鉄人ぶりを発揮。選手生命のピンチだし、少しでも良い着を取りたい。S級経験もあるが、年を取ってから上に上がった苦労人。 

7 近藤圭佑

37歳のオールドルーキー。スケルトンと言う、マイナースポーツの出身。冬期競技だが、ソリみたいなスポーツ。予選は人気に応えているが、まだ決勝で安定した力を発揮出来ていない。

狙い目
自力、自力の車券を買いたい。近藤も猪野も、そんなに強くないが力の両立から。⑦=①④、⑦=①③。
 
2R




動きチェック
1 南和夫
前回の奈良ミッドを1本欠場。ここは西ラインで本命の新人の番手。成績的には、きちんと付いて行けそう。 

2 藤光健一

落車で三ヶ月の欠場明け。とにかく1走見てみないと分からない。自在の細沼健治に前を任せず自分で好位狙い。 

3 真砂栄作

師匠は落車を怖れない香川雄介。あの、ど根性を真似しないと。当地は初出走で、まだ優勝のない新人。今回はチャンスありそう。 

4 細沼健治

限りなく追い込みに近い走りをやっていたが、また自在に戻した。弟子はS級の黒沢征治。今期は70点を切っているし、勝負レースが続く。 

5 菊池崇訓

義理人情に厚いマーカー。自分の事より、ラインを大切にする昔かたぎのマーカーだ。ここは4番手になるけど、西ラインを追走。 

6 福間力

小兵だが、ガッツはかなりある。ジカで競るタイプだし、動向に注目される。 

7 柴田了

いつも大きな声で元気が一杯。枯れないイメージだし、昭和のマーカーだ。

狙い目
真砂がここは突っ張り先行だろう。多分、3番手の柴田了が、そう言う作戦を授ける。③①⑦のストレート車券。
 
3R



動きチェック

1 赤石聡

前期は選手生命のピンチだったが、今期は72点ある。このままなら2班の点数も取れそう。やはり、長らく動いていたので、そのタテ脚が活きている。本線の走りより、ゲリラ戦が得意だった。ここは本命の松田優一の番手へ。 

2 薮下直輝

ダッシュは天下一品だが、レースが頑固で柔軟性がない。もっと、踏んで良い位置、踏んで良い位置を覚えると良いのでが。2世選手だが、父親も生涯、自力選手だった。 

3 取鳥敬一

取鳥パパ。息子の活躍に目を細めるが、本人も居酒屋のマスターとして、厨房に立つ。 

4 松田優一

S級上位で活躍していたが、怪我でチャレンジまで落ちてしまった。ポテンシャルは高いし、再ブレークして欲しい。まずは、A級特選シードまで戻りたい。 

5 五反田豊和

ニコ生で、五反田チャンスと言う、謎の流行語があった。 

6 佐藤拓哉

積極的にSNSで発信。たいがい、酒を飲んでいるところか、フェラーリに乗っている投稿。 

7 宮沢晃

よく、写真のポーズを求めると変顔をしてくれる。釣りも趣味のひとつだし、ウイスキーも大好きな様だ。

狙い目
松田はタテ、ヨコ、斜めと何でもやる。後ろの面倒を見るなら最終ホームからスパート。地元赤石が付いて行き④①⑦、④①②、④②①。
 
4R



動きチェック

1 兵動秀治

元プロ野球選手として有名。ドラフト2位で広島カープに入団する。 

2 小川辰徳

チャレンジで新人が不在だと、自分のレースをやれている。ここは新人の甲斐俊祐が相手だし、考えて走らないと。 

3 志村達也

かなりの巨体だが、タテ型の選手。自力の決まり手はないが、隠れた捲りを持っている。ここは新人の番手で手堅く2着に入りたい。 

4 鈴木浩

負け戦になると自力で1着を取っている。そんなに危ない自在戦はやらない。 

5 甲斐俊祐

甲斐キャノン。今回、別府でウィナーズカップをやっているが、別府記念を走れるぐらいの選手になりたい。 

6 伊藤司

負け戦の1着か、大敗の近況。ここも単騎だし、苦戦しそう。 

7 戸辺裕将

選手会の支部長も長らく務めていた。現在、茨城支部の支部長は須賀和彦。元S1のマーカーだし、渋い走りが身上。

狙い目
甲斐の後ろに小川が飛び付くなら⑤②⑦。前受けから突っ張りなら、ストレートで⑤③①。
 
5R



動きチェック

1 山城光央

53歳になってもピスト6を走り、競技も楽しんでいる。ヨコより、タテの人。 ここは南関ラインで小林大能に付けず、新人の3番手を選ぶ。チャレンジはS級よりシビアになっている。西のチャレンジの方がシビアだったが、東日本も同じになってきた。

2 堀航輝

今回の優勝候補の筆頭。ただ、前回の松戸の準決で落車。その怪我が問題だが、8割の力でも大丈夫だろう。 

3 阿部博之

2場所、予選は3着。ここも、確定板に載る走りをやりたい。中山健に付けず単騎で決めず。 

4 石川一浩

位置的には厳しいが、勝ち上がりを考えて走る。3着なら可能だ。 

5 渡辺正人

自力選手だが、ここは新人の番手回り。普通なら踏み出しで離れはない。後ろに静岡コンビも味方に付けた。 

6 中山健

自力選手だが、近況の数字通り、新人相手で厳しい。単騎でどこまでやれるかだ。 

7 小林大能

混戦を演出したい。とにかく、前々に踏んで新人選手の近くにいたい。負け戦は安定しているが、勝ち上がりが問題だ。まさか、単騎になるとは思っていなかっただろう。

狙い目
堀が4車になり、シンプルに突っ張り先行だ。ストレート車券で②⑤①。
 
6R



動きチェック

1 神沢瑛菜

地元代表として決勝に乗って欲しいが、まずは今期、47点を取らないと。かなりのダイエットにも成功したし、その精神力は素晴らしい。 

2 塩田日海

アイドルレーサーの一人。安定して決勝に乗っていた時期もあるが、ややスランプ気味。 

3 青木美保

大きな舞台も経験して急成長中。今は脚もアップして自力も出している。 

4 奧井迪

先行職人だし、若手の鏡。いや、ガールズ競輪の宝だし、ここで敢えて何か言う必要もないだろう。逃げ切りでの3連勝を目指す。 500勝にリーチだ。

5 成田可菜絵

昔、オバギャル軍団と言うユニットを作り、話題になった。 

6 高橋梨香

かーりーさん。1着は少ないが、自然と2、3着に入ってくる。自力があるのも強味。 

7 佐々木恵理

本人も認めるオタクレーサー。文才もある。まずは3着を目指したい。

狙い目
奧井が先行で500勝を達成する。2、3着は埼玉勢で④③=⑥。
 
7R



動きチェック

1 小林真矢香

自力のある新鋭レーサーで、負け戦では強い。あとは、勝ち上がりでどう走るかだ。1番車を貰ったメリットを活かしたい。 

2 加瀬加奈子

ガールズ競輪繁栄の功労者。リップサービスも上手いので頭の回転も良い。男子の弟子も育成中。技術的な事でなく、人間力を高めるように指導している。 

3 青木美優

前期は47点を切ったし、今期は47点を取りたい。自力がないので、どの位置を取れるかだ。 

4 日野未来

人気先行から、実力派レーサーに転身。自らもギャンブル狂を認めているので、ファン心理は誰よりも熟知している。昔はドームのカントが怖いと言っていたが、今は逆に得意バンクと公言。 

5 増茂るるこ

るる姫。危ない走りはやらないし、ガールズ競輪の模範生。 

6 岡村育子

代謝のピンチを何度も乗り越えて、勝負強さを発揮。内を突くのが上手い気がする。 

7 當名直美

優勝は少ないが、安定して決勝に進出。仕掛けも早いので、どう加瀬ちゃんと勝負するかだ。ドームの成績は3勝し2着も3回で好相性。

狙い目
応援車券で加瀬ちゃんの逃げ切りから。②の頭から2、3着は④、⑤、⑥、⑦の3連単。
 
8R

 

1 鈴木達也

自力がありそうで、もう自力がない状況。ここは、他地区だが小川達也の番手を回る。吉原友彦と小川達也が連係しないので、この並びになった。

2 小川達也

いつか義弟の野原雅也とタッグを組む姿を見てみたい。前回の予選は2着でクリアしている。自力で見せ場だけは作りたい。 

3 山本貴章

本線の3番手を回る。前の立花成泰次第で着は変わりそう。 

4 平川慎太郎

嫁さんも、今年は産休が明けて、復帰するとか。夫婦二人三脚で、頑張っていく。単騎だが見せ場は作りたい。 

5 立花成泰

あまり欲のないイメージ。記者は岡山出張が多いが、行く鮨屋が一緒。前回の小倉で落車しているが大丈夫。ここはダッシュ鋭い渋谷海に期待。 

6 吉原友彦

自力があるから、納得しないケースは若手に付けない時期も多かった。うるさ型と言うか、良い選手だし、存在感は点数以上にある。ここも小川達也に付けず、自分でやる選択。 

7 渋谷海

結婚を機に北海道から香川に移籍。まだS級が未経験だし、早く上で活躍したい。ここは岡山勢と上位独占を目論む。

狙い目
渋谷がダッシュ戦から最後は立花が差す。⑤⑦③、⑤⑦⑥。快速捲りなら⑦⑤②、⑦⑤④。
 
9R


動きチェック

1 中島将尊

親王牌の大活躍もあったが、A級に落ちてからも低調。まだ28歳だし、今年が勝負のつもりで頑張って欲しい。 

2 天野純平

ドームは初出場。準決が壁になっているが1着の多さは魅力だ。 

3 三沢康人

勝負根性はある。スンナリの展開より、混戦になった時の突っ込みが持ち味。マーク屋、あるあるだ。 

4 川上真二郎

近況、決め脚が落ちているし、展開次第の状況。地元の3番手だし、位置的に遠いかも。 

5 森田康嗣

ダッシュは凄いが、長い距離は持たない。これがスプリンターの宿命だ。決まった時の捲りは鮮やかだが、基本は位置に拘らない。 

6 堀勝政

かなり強烈な群馬弁を話す。みんな、群馬人が、あんな喋り方ではない。 

7 井上将志

動き脚もあるが、ここは九州の後輩に任せる。引退したが、お父さんも選手だった。

狙い目
人気は森田の捲りだが、危険性をはらむ。バンク熟知の地元中島から①から2、3着は③、⑤、⑥の3連単。
 
10R



動きチェック

1 藤原悠斗

12場所で1回逃げ切りがある様に、器用さはないタテ型。遠征だけど、良い番組だし、一丸尚伍を差して1着を取りたい。 

2 石田宏樹

酒呑みのSNSをアップしている。冬場は岸和田に冬期移動。 

3 斉藤仁

昔は意外性のあるレーサーだったが、今は展開通りだ。 

4 山口慎吾

前橋は、いつも好走するイメージ。別線の3番手だし、内が空かないと厳しい。 

5 一丸尚伍

一丸と言う名前は、どうしても一丸安貴を思い出してしまう。引退後は、地元でヘッドマッサージのお店を経営し、SNSの更新頻度が上がっている。 

6 堀内昇

腰痛がなければS級でも良い勝負をしていた。ここは単騎だし、大きくもつれないと。 

7 寺林正秋

昔、ドームで連日、ジカで競った事がある。珍しいケースだったし、基本は回れるところを回る。ここは石田宏樹の番手へ。

狙い目
当地初出走の一丸だがスピードは信頼出来る。⑤=①⑦、⑤=①③。
 
11R



動きチェック

1 斉藤健人

81点持っているが、自力選手だが単騎戦。4番手から先に捲る展開が理想だろう。 

2 木村勉

中四国に自力選手が育っていない時期にS級で活躍。不運な時代に生きた選手の一人。前回の小倉ミッドは久々に1着を取った。 

3 水森湧太

関東の競輪場だと地元選手を連れて予選のメインが多い。ここは栃木両者の前で自力勝負。直前は立川競輪のトークショーにも出演。前回の前橋の最終日は山口貴弘と北村貴久が付かず別線だった。 

4 中尾翔

先行職人のイメージ。水森が構えれば、あっと驚く逃走劇も可能。 

5 小坂敏之

渋いマーカーでヨコの達人。昔はギラギラしていたが、最近は良き翁のイメージ。選手会の支部長も長く務める。 

6 篠原英雄

昔から大ギヤを使っているイメージ。体は、かなり大きい、ビッグサイズ。 

7 幸田光博

記念優勝もある巧者。息子の親父越えを願っているはず。

狙い目
2、3着イメージの小坂だが、差す脚はあるはず。水森を使い⑤③⑦と⑤③②。
 
12R

 

1 桑原亮

西日本は一人で切れ目切れ目から。かなりもつれないと初日は厳しい。準決が勝負だし大分の一丸尚伍と一緒の番組だろう。 

2 片折亮太

前回の1着失格は痛い。優しい性格でガツガツしていなかった。良い時は、何度も平原康多を引っ張っている。 

3 菅原大也

S級の負け戦では1着を取っていたが、勝ち上がりでは苦戦していた。A級では格上で6連勝で2連続Vも。ただ、前回の四日市ミッドの初日特選2着で失敗。 

4 小沼良

補充職人でダービーを賞金で乗っている。地味だが温厚な人柄で、弟子も多い。声を荒げて怒っている姿も見た事がない。 

5 望月裕一郎

昔の前乗りのフレームを使えた時は、成績が良かった。現在、そのフレームが使えないし、制度改革に泣いたと言えるかも。ここは神奈川勢の後ろで脚を溜める。 

6 山崎悟

6場所前の地元取手で完全優勝。予選を勝つぐらいの選手だったし大ヒット。今期はS級の点数を取りたい。 

7 副島和人

今期は流れが悪く落車と失格。前回の地元戦は手堅くまとめたが未勝利。イメージでは、菅原大也を差す脚はある。

狙い目
菅原が乗れている。今の副島では食えないだろう。③⑦⑤、③⑦=②。
 

今節のレース展望!


 
 S級では苦戦していた菅原大也だが、2月開催の伊東と3月開催の奈良を完全優勝とA級では脚力の違いを魅せている。しかも12月開催の名古屋F1で落車して、二ヶ月半ぶりの実戦だった。直前の四日市は決勝3着だったが、S級特進に失敗した気落ちはない様子。ロングスパートも考えて好機に仕掛ける。番手は気心の知れている同県の副島和人で、相性も悪くない。まずは、この神奈川ワンツーが人気になる。
片折亮太もS級で実績のあった選手。気持ちの優しさからか、厳しさはないが機動力は評価できる。埼京ラインで水森湧太に任せそうだが、自分でやった方が持ち味が出る。この3番手は地味だが、仕事の出来る小沼良だ。
遠征勢は渋谷海に藤原悠斗と立花成泰の中四国ライン。渋谷海は北海道のイメージから、もう香川のイメージの方が強くなった。長らくS級で戦ってきた桑原亮は九州の後輩・一丸尚伍が勝ち上がってくるかが問題だが、A級では決め脚は上位だ。
 チャレンジは、堀航輝、近藤圭佑、真砂栄作、甲斐俊祐と新人選手4人が入っている。中でも堀航輝が特別昇班のリーチまで行っており、力が抜けている。
 ガールズ競輪は、奧井迪と日野未来の2強対決。奧井迪は誰もが知る先行職人だし、走りがぶれていない。日野未来は人気に実力が追い付き、今年はガールズグランプリの出場も夢ではない。加瀬加奈子も1期生の功労者で弟子の育成にも力を入れている。混戦になった時は當名直美にもチャンスがある。
 

 

A級決勝インタビュー

 

  1片折 亮太
2日間とも苦しい展開の中で逃げ切れているので上出来。水森君の気持ちを聞いて任せることにしました。連係は初めて。

  2桑原  亮
日に日に状態は良くなっていますよ。九州ラインで一丸君に再度マーク。

  3立花 成泰
一丸君と桑原君のおかげでこの場にいる。準決同様に信頼して両者九州の後ろ。

  4山崎  悟
埼京の3人が並ぶなら4番手で構いません。関東ラインをしっかり固めます。

  5小沼  良
いつもと変わらない感触。水森君が頑張ると言うので関東結束になりました。3番手でチャンスを待ちます。

  6一丸 尚伍
2走して脚の感じは悪くないです。ラインから優勝者が出るように走りたい。自力。

 7水森 湧汰
一番前を任せてもらえたので下手なレースはできませんね。先輩の良いところを吸収して頑張りたい。自力。



 

 

チャレンジ決勝インタビュー

 

  1近藤 圭佑
相手は強いけど気持ちで負けないようにしたい。関東の一番前で自力。

  2猪野 泰介
堀君との連係は今回が初めて。強いのは知っているし信頼してマークします。

  3真砂 英作
甲斐君。同期の番手は何回かありますよ。ドキドキするけど集中して。

  4甲斐 俊祐
真砂さんは明治大学の3学年上の先輩。腹を括るかないですかね(笑)。花粉症の影響で反応が鈍い感じがするけど、しっかり自力を出したい。

  5戸邉 裕将
近藤君。連係は前にありますよ。しっかり付いていって援護できれば…。

  6菊池 崇訓
猪野君が完璧な走りをしてくれたおかげです。ここは関東結束3番手。

  7堀  航輝
流れを殺さないように強気な走りで勝負したい。いつも通り自力。


 

 

ガールズ決勝インタビュー

 

  1日野 未来
バンクに対するこわさはもうない。自分自身のデキも良いのでしっかり優勝を目指して。何でもやる。

  2當銘 直美
日野さんが強かった。動ける人が多いので立ち後れないようにしたい。前々自在。

  3奥井  迪
500勝達成は嬉しいけど、気持ちを新たに501勝を目指して頑張りたい。自力。

  4青木 美保
状態自体は悪くないですね。今ある力を出し切れるように。自在。

  5加瀬加奈子
やれることはやれていると思いますよ。確定板を目指して走る。

  6成田可菜絵
苦手な前橋で決勝に乗れたのは嬉しい。前々にいればチャンスはあると思う。自在。

  7高橋 梨香
7番車ですか。後手にならないように前々を意識して組み立てたい。自在。

 

 

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    コンドルネット新聞

    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     厳しさ足りぬとお前が言うな~ウィナーズカップ開幕
     
    そこで車を下げちゃ終わりでしょうよ。
    ああ、なんだ、結局下げちゃうんだ。
    賞金も点数も高い大レースだから、しかも九車だてなのだから、ついつい厳しい競輪を求めてしまうが、競輪は競輪だから、いつもとそう変わるはずもなく、そもそも自力選手に引かずにイン粘りを強要するのも無理な話だし、だいたい厳しさ足りぬとお前が言うな、てなもので、お前とはもちろん厳しさなどと縁遠い六十五年を生きている筆者のことである。
    おのれの車券を介在させた独善の厳しさの判定がおのれを苛々させる。
    そんななか、道中目標の菊池岳仁を精一杯アシストしながらも最後の直線はその菊池に頭であたりコースをこじ開けた和田健太郎や、押さえて踏んで本線の三番手におさまった川口聖二をあと一周の時点で迷わず捨てる村上博幸や、浮き気味の三谷竜生をなんとか中団に迎えようと内側の簗田一輝をガンガン締め込む坂口晃輔らに、やるじゃない……にんまりしている私は、もはやこのまま、頑迷固陋の競輪観で生き抜くしかなさそうだ。
    しかし本日の村上弟(博幸)の厳しさには凄味すら感ずる。ええっ捨てちゃうの? と声が出た人もすくなからずいたことだろう(実はおれもそうだったりして……)。くぐり抜けてきた修羅場の数が違うんだろうな。
     
    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

  • 西川ゆりのの「夢のゆりねっと競輪!」

     

     









     

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