オッズパーク杯(FⅡ)

開催日時 2023年3月2日(木)・3日(金)・4日(土)
開催場所 前橋競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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スーパーアドバイザー
山口幸二

選手インタビュー

A級決勝インタビュー

 

 

  1西岡 拓朗
 A級もみんな強いし楽じゃない。このままじゃヤバいと思って今はS級の時より練習しています。初日みたいなすんなりした流れだと厳しいけど、やり合ってくれたり展開がごちゃつけばワンチャンありそう。単騎で決めずに。

  2土屋 壮登
 最近はずっと走りっぱなしで初日も微妙な感じだったんですけど、2日目になってようやく疲れが抜けました。関東の先輩2人に任されたし、なるべくラインで決まるように走りたい。自力。

  3金澤 竜二
 また土屋君との2分戦ですね。単騎の人もいるし難しいレースになりそう。2車でも僕はいつも通り自力です。

  4小橋 秀幸
 去年11月の京王閣の優勝も12月の前橋の優勝も竜二の番手だった。初日の1着もそうですね。とにかく竜二とは相性抜群。どんな競走でも構わないし信頼して付いています。

  5宮内 善光
 吉田君は3番手固めますよって言ってくれたけど、2人のときは世話になっているし、こういうときだけ番手とは言えない。自力2人の後ろで3番手。

  6柴田功一郎
 決勝は去年の4月以来だから約1年振り。あのときは確か北井佑季を2周行かせたんだっけ。好調の理由はやっぱり郡司効果かな。郡司の練習を間近で見て、しっかり目に焼き付けたおかげで強くなった気がしている。ここでのポイントは、間近で見ていただけで、一緒にやったわけではないってこと(笑)。郡司とか松井宏佑はレベルが違うから…。北の後ろもあるけど決めずに。

  7吉田 元輝
 2日間とも点数以上の走りができている。土屋君が前というのはすぐに決まって、あとは宮内さんが番手、自分が3番手の予定だったんですが、宮内さんと話して僕が番手になりました。任された以上は責任感を持って。

 

 

チャレンジ決勝インタビュー

 

 

  1滝本 幸正
 大川君との対戦ですか? 彼が誘導追い抜きで失格したレース。あのとき一緒でした。僕の方が車番が良くてラインも長いし、それを生かしたレースをしたい。自力。

  2大越 啓介
 先輩方がみんないいよと言ってくれたので滝本君の番手。連係は初めてです。後ろに最高齢の北沢さんがいるので、独特の緊張感があります。

  3松本 昌士
 上出来ですね。北は2人だけだし準決と同じで大川君に任せます。

  4乙川 高徳
 関東で連係すると4番手か。うーん、どうしよう…。とりあえずは関東連係からってコメントでお願いします。

  5高田 隼人
 前橋は優勝もあるし得意バンク。相性いいんだって思い込んで走ったらたまたま結果が出てくれた。最初は北の後ろを回ろうかと思ったけど、完全な2分戦も微妙な気がするので自分でやります。 

  6北沢 勝弘
 もう決勝に乗ることはないと思っていたから嬉しい。発走時間を見たら23時になっていてこれまたビックリ(苦笑)。滝本君に大越君で自分はその3番手です。

  7大川  剛
 滝本君は同期・同級生で同部屋だった。仲もすごくいいし、お互い手の内を知り尽くしています(笑)。車番が悪いのは特に気にならないし、しっかり自力で勝負したい。

 

 

二日目勝因敗因

1R

1久保 将史

 出させず突っ張る作戦だったし、勝つには勝ったけど微妙ですね。5番が内に行ってくれたおかげで捲りやすくなったのもある。年が明けてから脚が落ちているし、少しずつ戻していきたい。
 

2須々田 大昇

 5番が来ないで単独だったら久保君の捲りに対処できたと思う。ああなるとどうしても意識が内に行ってしまうので難しい。
 

3小林 宏年

  疲れました…人生に(苦笑)。今日のあの展開なら2着に入らなきゃダメ。帰ってまた練習します。

4桂馬 将人

 あれで捲られちゃうのかぁ…。良くないですね。
 

5村松 俊弥

  内でも外でも前に踏むつもりだった。桂馬さんが上がってがっつり空いたから吸い込まれるように内に行った感じ。
 

6米田 勝洋

 長欠明けというのもあるし毎日苦しいだけ(苦笑)。集団でゴールできればと思って頑張ったけどダメでした。
 
2R

1藤田 和彦

 もしかしたら抜けるかなと思って踏んでみたけどスライスしちゃった。ほんとなら2着か3着に入らないとダメだよね。
 

2須永 勝太

 後ろがどうなっていたのかあまりよく分からなかった。塚本さんと決まってとりあえずはよかったです。
 

3吉竹 雄城

 勝てると思ったんだけどなぁ…。体を寄せにいったときに塚本さんに逃げられてしまってバランスを崩してしまった。残念。ちょー悔しい。
 

4塚本 諭

 完全に第2先行になったし、後ろから食われると思ってビクビクしていた。何とか2着をキープできてホッとしている。
 

5北澤 育夫

 神奈川の僕の同期はみんな現役で白戸淳太郎はバリバリS級。石井毅、安藤宜明、鈴木慎二も元気だし、僕だけチャレンジで崖っぷち。来年はデビュー30年の年になるし何とか今期乗り切りたい。成績はこんなだけど脚はかなり良くて、今日も最後はいい感じで突っ込めました。 
 

6清水 吉康

  余裕がなくて焦っちゃいました。ゴール後も挟まれて落ちそうになったし危なかった。
 
3R

1滝本 幸正

 自分が上にあがったせいで(高田に)来られてしまい…。ラインの人に迷惑をかけてしまって申し訳ない。
 

2三浦 大輝

 ああなったらダメだなと頭では分かっているんだけど…。新人との2分戦は難しいですね。
 

3大内 達也

 何もないです。力で負けたわけだからそれを素直に認めるしかない。滝本君のラインより俺たちのラインが全てにおいて劣っていたということ。また明日頑張ります。
 

4井上 善裕

 強い先行の後ろはみんな狙ってきますよね。終わって滝本君は「すみませんでした」って頭を下げにきたけど、それは自分たち追い込み選手の問題だから。彼は何も気にする必要ない。
 

5乙川 高徳

 自分は3番手単独だったので。たまたまです。
 

6高田 隼人

 流れの中でああなっただけ。単騎だったし前々に行こうくらいしか考えていなかった。取り切って前も抜けたし今回はいいですね。
 

7北沢 勝弘

 高田君が内から(番手に)行ったときに一緒に付いていってもよかったね。あそこはちょっと迷っちゃった。
 
4R

1大越 啓介

 松本さんまで食えるかなと思ったけど、さすがに前が遠かった。あの位置から3着まで届いているし脚はいいです。
 

3松本 昌士

 もうちょっと車間を空けたかったけど、空けすぎて逆噴射したらマズいと思って(苦笑)。今日はこのメンバーだし粘られるのも覚悟していた。全部大川君がやってくれましたね。
 

4茂木 和臣

 キツい。(冗談で)もう引退かな(笑)。
 

5田村 武士

  車輪がかかっていたから椿さんのところまでは行けたけど…。バックで力尽きました。
 

7大川 剛

 1日目のレースがあんまり良くなかったので、今日はしっかり駆けようと思っていた。バックでもう一段階文上げられればラインで決められたと思うし、そこだけちょっと反省ですね。
 
5R
 

2田口 守

 あの先行で残れないんだから自力屋じゃないですね、もう。昨日(初日)が10日振りにガツンとモガいて、今日があの先行でしょう。明日は筋肉痛でまるでダメか、刺激が入ってめっちゃいいか、どっちかですね(苦笑)。
 

3松永 真太

 1回切ってから考えようと前に出たら、うまいこと飛び付けた。ラッキーでしたね。気がついたら点数ガタ落ちでヤバいことになっているので、ここからまた巻き返したい。
 

4中川 拓也

 自分がきちんと仕掛けていればワンツー決められたはず。2日続けて兄弟子に申し訳ない。ただ上がりタイムは最近の中で一番よかったし、脚はそこそこ戻っていると思う。
 

6湯浅 弘光

 単騎が5人なんて今日になって新聞を見てから知った。誰がどう動くかも分からないし難しかったですね。チャレンジにはまだ一度も落ちていないけどこのままだとピンチ。
  
6R

1大高 彰馬

 今日はとにかく落ち着いて、落ち着いてと思って走っていた。結果だけ見れば自分の1着でワンツースリーだけど、踏み込んだときにガツンと力が入らなかった。いつも通りしっかり練習してきたんですけど、なんなんでしょうね。
 

2石川 恭規

 厳しいことを言うようだけど、大高の捲りは全然キレがなかった。俺も1・2班戦でいろんな機動型に付いているけど、もう2ランク、3ランク上げなきゃ厳しいぞと本人には伝えました。今日は走る前から「気合入れすぎ注意!」と言っていたし、そこはアイツも冷静に走ってくれましたね。
 

3関 智晴

 (大高が)下げてすかさず行ったらヤバかったと思う。呼吸を整えてタイミング良く行ってくれたから何とか付いていけた。
 
7R
 

2金澤 竜二

 出っ切ったと思って流したら(吉田が)内から復活してきて、あぶねーと思ったときにはもう2人転んでいた。4番手に下げてから行けるタイミングはいっぱいあったけど、なかなか呼吸が整わなくて大事に行っちゃいました。今日はアップのときから感じよかったです。
 

3遠藤 勝行

 3番手が功一郎じゃなきゃもうちょっと(内が)空くんだけど、突っ込めそうなコースがどこもなかった。とりあえず今日は落車しなかっただけでも…。
 

5柴田 功一郎

 最後はコースを見極めて突っ込めた。落車もあったし素直に喜べないけど、この優出はめちゃくちゃデカいね。
 

6樋口 瑛土

 もったいなかったですね。脚に余裕があったから横に動いてみたけど、2回目がいらなかったかも。未熟でした。
 

7吉田 元輝

 ちょっといやらしいけど、下げるフリして突っ張る作戦。そのあと(金澤が)強引に来れば出して番手だし、そんな感じで考えていました。バックでもうひと伸びあれば樋口君とゴール勝負できたと思うけど、今の僕にはあれが限界ですね。
 
8R

1須藤 悟

 4番が叩いた上を行ってくれればまた違ったと思うけど、それも含めて福森さんに任せていたので…。前が遠すぎてどうにもならなかったです。
 

2西岡 拓朗

 2周行ってくれた。すごい! 蒋野君の気持ちが嬉しいね。最後は外も内も両方来られそうな気がして踏むしかなかった。ほんとゴメンって感じ。
 

3小橋 秀幸

 ゴールは日当が2着、自分が3着だと思った。よく伸びましたね。3場所前くらいから急激に感じが良くなっていて、最近はレースの中でめちゃくちゃ余裕がある。
 

4蒋野 翔太

 バックくらいからヤバいと思っていたし、案の定最後はタレてしまった。この末の甘さが自分の中での課題です。
 

5日当 泰之

 3番手だし無理して行かなくていいかなと間合いを計っていたけど、ちょっと大事に行きすぎたかな。(初日から)3着3着でも勝ち上がれないのが7車の競輪。ヒデさんは上がってくれたし、そこの部分はよかったです。
 

7福森 慎太郎

 点数上位の選手は叩かせてくれませんね。ヘッポコでした。生涯自力を貫こうって決めているわけではないけど、千葉には坂木田さんという偉大な自力選手がいるので、やめるにやめられない感じになっています(苦笑)。
 
9R

1土屋 壮登

 7番が切ってくれたおかげで行き頃になりましたね。今日みたいにすんなりの流れなら何とかなります。
 

2宮内 善光

 抜く抜かないより2着キープと思って走っていた。土屋君はさすが格上の自力選手。強かったし、仕掛けもバッチリ。最後は後ろに食われそうになったし少しヒヤッとしましたね。
 

3和泉 尚吾

 初手の位置から想定外。全部が全部中途半端だった。完全に失敗レース。
 

6佐藤 政利

 最後は惜しかった? 惜しいだけで、自分の中では届いていないと思いました。点数通りですよ。終始キツくて余裕もそんなになかったです。
 

初日勝因敗因

1R
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レース総評
 大越のカマシに桂馬が飛び付き井上と激しい競り。3番手も茂木と須々田、4番手も清水と北澤で併走になり、大楽逃げ展開となった大越が楽々押し切った。番手の競りはかなり長引き両者並んだまま4コーナーで、競りの後ろから茂木が外を伸びて2着。井上が何とか3着。


動きチェック

1大越 啓介

 逃げの決まり手が付いたのはかなり久しぶり。番手があれだけガチャガチャやっていれば勝って当然だが、打鐘から1周半駆けて押し切ったのは自信になったはず。
 

2井上 善裕

 チャレンジとは思えない激しいレースで、1周以上の外併走になっても飛ばなかった。最後は一杯になり茂木に食われたがガッツ◎好気合だ。
 

3須々田 大昇

 真横にいたのが本職マーカーの茂木だし相当「重たかった」だろう。何度もドカしにいったがその都度跳ね返され完敗。
 

4茂木 和臣

 マーカーらしく自分の位置をしっかり守り、最後は外をいい感じで伸びてきた。もう53歳でベテランだがまだまだ元気。
 

5桂馬 将人

 井上との競りは見応え満点。スピード的に3番手かなと思ったが、踏んで、踏んで、番手で勝負したのは評価できる。
 

6北澤 育夫

 昔も今も揉まれ弱いイメージだし、併走の内で持ち味を出せずに終わってしまった。
 

7清水 吉康

 コメントは「決めず」だったが、初手からずっと関東4番手に決めていた感じ。最後は茂木に吸い込まれるように伸びてきたが僅かに届かず4着まで。
 
2R
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レース総評
 スタートで三浦が前を取った時点で勝負あり。後ろになった久保が早めに動いて切りにいったが切らせてもらえず、下げた5番手からもう一度仕掛けたがこれも半端で、スイスイ逃げた三浦が力強く押し切った。大名マークの椿は追走一杯で、3番手から大ベテランの北沢が2着に伸びる。



動きチェック

1三浦 大輝

 2周半で久保を突っ張ってからは踏んでやめての絶妙ペース。自信満々と言う言葉がぴったりの力強いレースだった。
 

2藤田 和彦

 失敗した久保の後ろでどうにもならず…。今日に関しては脚前ではなく展開負けだ。
 

3椿 佳友

 あの展開なら差しちゃうのもあるかと思って見ていたが、差せそうな雰囲気は全くなく、逆に後ろの北沢に食われてしまった。三浦-椿の二車単は270円のド一番人気だったし、勝負していたファンはショックがデカいだろう。
 

4久保 将史

 完全2分戦で後ろ攻めだと、どうしてもこうなってしまう。気持ちを切り替えてまた明日!
 

5北沢 勝弘

 すんなりの3番手で展開も向いたが、内ではなく外から1車抜いたのはビックリ。本当に60歳ですか? と聞きたくなるくらい超元気だ。
 

6村松 俊弥

 自力で動いていた時期が長かったので、4番手を固めるレースは違和感があるというか変な感じ。結果だけ見れば4番手4着だが、直線の伸びはまあまあ良かった。
 

7米田 勝洋

 不発ラインの3番手。打鐘過ぎに切り替えようと思ったが切り替えられず、そこでバックを踏んだら一杯になってしまった。
 
3R
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レース総評
 前受けから2周半逃げた滝本を田村が差してワンツー。一旦離れた内海が内から3番手を取り返し流れ込んだが、この3番手を取り返す動きが完全な「内抜き」で失格。苦しい展開から突っ込んできた松本が3着に繰り上がった。


動きチェック

1滝本 幸正

 これくらいのメンバーなら押し切ってよ…という気持ちと、後ろの田村は自力型だし仕方ないよね…という気持ちが半々くらい。最初から最後までレースを支配したのは評価できるが、ちょっと物足りない気もした。
 

2須永 勝太

 4番手に入りタイミングを取っていたところを吉田にしゃくられてしまい…。もともと器用なタイプではないし、ああなったらどうにもならない。 
 

3松本 昌士

 叩けず浮いた須永を迎え入れるところはよかった。内海の内抜きがなければ全く違う展開になっていたと思うがこれも競輪。ゴール前の伸びは光っていたし準決も穴で面白そう。
 

4田村 武士

  田村の名前を見ると昨年後半の競輪人生を賭けた「勝負駆け」を思い出す。今日に関しては持つべきものは同県の後輩といった感じで、2周以上無風の展開から最後は楽に追い込んだ。
 

5吉田 英二

 空いた内を1車また1車追い上げ最終ホームでは4番手となる。余裕があったのか最後は外を踏んだが伸びはイマイチ。
 

6三谷 幸宏

 バック7番手で出番なし。 
 

7内海 雅夫

 かなり際どい内抜きだったし、ほんとに空いてる? 大丈夫なの? と思っていたが、ダイジェストで見てみると全く空いていなかった。本人的には空いていたように見えたのかもしれないが、これはさすがに失格を取られる。
 
4R
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レース総評
 高田と大川の両自力が激しく踏み合い大川-高田-大内…と隊列変化。短走路の当地だしこのまま並んだままと思われたが、3番手になった大内が外を鋭く伸びて終わってみれば◎〇ワンツー。余力なく3着の高田だが、強い新人を相手に仕掛けたのは高評価だ。


動きチェック

1大内 達也

 大川が中途半端だったのもあるし、連結を外したことは非難できない。離れてからは終始冷静で、最後の伸びも光っていた。
 

2小林 宏年

 内に差したところで前が仕掛けたのでタイミングが合わずに離れてしまう。仮にピタリと付いていても厳しい展開だったと思うが…。
 

3吉竹 雄城

 これが古性優作クラスの選手なら内をキメて高田を迎え入れたりいろいろ出来たと思うが、吉竹にそれを求めるのもかわいそう。行けそうで行けない自力選手の後ろで判断が難しかった?
 

4乙川 高徳

 バックで吉竹に押し込まれたところで脚力を消耗。それがなければ3着はあったかも。
 

5高田 隼人

 良いスピードのカマシで大川あわやの展開を演出。番手に入れたのも仕掛ける勇気があったからで、この1走で評価は爆上がり。
 

6原野 隆

 後方で流れ込んだだけ。メンバー的にも展開的にも厳しかった。
 

7大川 剛

 勝つには勝ったがかなり危なっかしいレース。もっと早くからペースを上げていればライン3人で決まったはず。久々の実戦ということでレース勘がまだまだ。
 
5R
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レース総評
 中川が切り、その上を秋永が更に切ったので、順番が来た日当が打鐘から一気に飛び出す。叩かれた秋永が番手で粘ろうとしたが全然ダメで、日当-岩崎に単騎柴田の3人が綺麗に出っ切り、ゴールは岩崎-柴田ズブズブの形で日当3着。


動きチェック

1岩崎 将士

 全て日当のおかげ。秋永に飛び付かれそうになったところも軽く締め込んだだけで相手にしなかった。
 

2日当 泰之

 自力でバリバリの頃は楽々押し切っていたと思うが、自在型に転身した今の状態であの距離は長く感じたのでは。長い距離をモガいたことで脚に刺激は入ったはず。
 

3柴田 功一郎

 やっぱりと言うか最初から最後まで日当-岩崎の3番手。他のラインが動いても切り替える素振りは一切なかった。
 

4吉松 賢二

 中川が捲り不発で共倒れ。地元戦で同門連係だっただけに残念無念。
 

5中川 拓也

 6番手から動いて結局元の6番手。捲っていった勢いは悪くなかったがさすがに前が遠かった。
 

6荒木 真慈

 叩かれて下げてきた秋永を拾ってあげたところはやさしいなぁと思ったが、1つでも上の着と考えればあそこは切り替えるべき。
 

7秋永 昂人

 力通りの決着と言えばそれまでだが、日当に完敗。軽く行かれてしまった。

 
6R
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レース総評
 大高の逃げを福森が捲れるかどうかのレースだと思ったが、実際は福森が前から逃げて大高は全然行けず不発。ロングの仕掛けになった福森は末脚も確かで、番手の遠藤も寄せ付けず100点満点の逃げ切り勝ち。3着も並びの佐藤で南関ワンツースリー。


動きチェック

1遠藤 勝行

 何度も後ろを見ていたし余裕ありそうだったが…。落車の影響がまだ残っているのか。
 

2大高 彰馬

 やや期待外れ。と言うか、かなり期待外れ。ブーメランで元の位置に戻ったところまでは想定通りだと思うが、打鐘で仕掛けたときに福森とタイミングがバッチリ合ってしまった。
 

3石川 恭規

 大高と一緒になった時点で気分はすでに準決勝だったと思うが、まさかの不発展開に石川自身もビックリ?
 

4佐藤 和典

 打鐘の2センターで大高を振ったり、そのあと少し車間を空けたり、目立たぬファインプレーが幾つかあった。さすが百戦錬磨のベテラン。
 

5田口 守

 中団流れ込み。以上。外にいた大高は完全に死に体だし、ドカして捲っていくくらいの気合を見せてほしかった。
 

6福森 慎太郎

 自分より7点上の新人にレースをさせず突っ張り先行快勝。昔からずっと「展開向いての一発屋」と思っていたが、今日のレースで福森に対する見方が大きく変わった。
 

7近藤 直幹

 踏み出しで口が空き、そのあとも頑張って踏んできたが、最後は力尽き7着ゴール。
 
 
7R
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レース総評
 1回切った吉田は「踏みながら番手」の作戦で和泉に飛び付く。遅れた曽我部がもう一度追い上げてきたが簡単に負け、境を捨てた松永もホーム過ぎに追い上げてきたがこれも失敗に終わり、ゴールはこのまま和泉-吉田-佐藤で並んだまま。


動きチェック

1和泉 尚吾

 赤板でかなり踏まされたが、出切ってからは強弱をつけたペース駆け。ほぼサラ脚の吉田を差させなかったのは価値があるし強い。
 

2佐藤 政利

 最初から最後まで全部吉田がやってくれた。直線があと5メートル長ければ吉田のことを交わして2着だったかも。
 

3境 啓亨

 いつも通り中団中団の立ち回りだったが、さあこれからというところで松永に切り替えられてしまい…。本人的にはかなり消化不良のレースだろう。
 

4吉田 元輝

 「踏みながら番手」のお手本のようなレースで、1回前に出て、そのあと踏んで、番手を奪った。初日はずっと大きい着ばかりだったし、こうやって連に絡んだのはかなり久しぶり。
 

5松永 真太 

 ちょっとシビアな気もしたが、境を捨てて番手に追い上げにいった(もしかしたら捲りのつもりだったかも)。
 

6曽我部 匡史

 メンバー的に狙われるのは覚悟していたと思うが、踏みっこになった赤板で和泉との連結を外してしまう。そのあとも頑張って追い上げたが外ではさすがに厳しい。
 

7井山 和裕

 競り負けた曽我部を1車拾っただけ。終始後方で見せ場らしい見せ場はなかった。

 
8R
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レース総評
 
 人気の蒋野が打鐘からカマして独走のゴール。口が空いた加藤も藤野をキメて懸命に追ったが「第2先行」となり、この後ろの穴井が自らタテに踏んで2着に入る。藤野マークの樋口が穴井にスイッチするような形で3着に伸びた。

動きチェック

1蒋野 翔太

 関が内から来たりして仕掛けのタイミングは悪かったが、さすがにここでは脚が違ったようで、出切ったあとは後ろを大きく引き離す圧勝劇。予選スタートだが準決も当然人気になる。
 

2加藤 昌平

 踏み出しで少し口が空き、そのあと藤野に張られたところで完全に離れた。予選のメインで大チャンスの番組だっただけに本人も悔しいだろう。
 

3 穴井 利久

 この手のベテランはおかしな展開からのリカバリーが非常に上手く、加藤が一杯になったのを見計らって自らタテに踏み込んだ。2着の決まり手は「まくり」かなと思ったが審判の公式発表では「差し」になっていた。
 

4樋口 瑛土

 藤野が前々に攻めてくれたおかげ。あの展開なら穴井を差して2着には入りたかった。
 

5関 智晴

 単騎でも1回切りにいったり、そのあと内を追い上げたり、何もしない5着ではなかった。
 

6湯浅 弘光

 車番的にも関の一発に期待していた感じで、終始後ろに付いていた。
 

7藤野 竜也

 頭を出して加藤をドカしにいったが脚負け&技術負け。点数以上の走りはしていたし、敗者戦なら一発あるかも。 
 
9R
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レース総評
 人気を集めた土屋の捲りは進み一息で、金澤の逃げをフルに使った小橋が抜け出す。3番手の須藤もぴったり続きワンツー。逃げた金澤はゴール前バテて、土屋に勢いをもらった松永が中を伸びて3着。


動きチェック

1須藤 悟

 前が全部やってくれた。本人に聞いたらおそらくこう答えるのでは。今日に関しては逃げてくれた金澤に感謝、番手からタテに踏んでくれた小橋にも感謝だろう。
 

2西岡 拓朗

  番手をやるメンバーじゃないし、中団を取って捲る作戦だったようだが、2コーナーから仕掛けると1車も進まなかった。
 

3松永 将

 土屋の捲りに口が空くことなくぴったり。最後はうまいコース取りで3着までねじ込んだ。どちらかと言えば地味なタイプだが、差し脚はずっと安定している。
 

4土屋 壮登

 目の前の西岡が気になったのか、仕掛けるポイントは何個かあったがことごとくスルー。ムリクリでも行っていれば脚の違いで出切れたと思うが…。ちょっともったいない。
 

5金澤 竜二

 昔も今も力勝負オンリーの姿勢は好感が持てる。2周以上の先行で最後はタレたが、7人の中で一番目立っていた。
 

6小橋 秀幸

 車間を空けて波を作って後ろのラインを牽制。最後は踏むのがちょっと早い気もしたが、遅ければ土屋に飲まれていたかもしれないし、あれが正解なのかも。
 

7宮内 善光

 捲りラインの3番手で終始口が空き気味。最終3コーナーを過ぎてからは内に進路を取るもコースがなかった。
 

初日インタビュー

1R

 

1大越啓介

最近は、ずっと、この青い髪色です。ここは桂馬さんとの2分戦だし自力で攻めたい。 
 

2井上善裕

茂木さんは特別競輪で表彰台に載っている先輩。了解を得てから大越君へ。 
 

3須々田大昇

前回は7場所ぶりに決勝進出。上向いていると良いのですが。北日本ラインで桂馬君へ。 
 

4茂木和臣

もう、この年だしボチボチぐらいかな。同期の藤田和彦には負けたくないね。前回の和歌山も先着したので。関東ラインの3番手です。 
 

5桂馬将人

須々田さんと北沢さんに任せてもらった。前で何かやりたい。 
 

6北沢育夫

自分でやる事も考えたけど、北日本ラインに決め打ちしました。桂馬君を信頼して。 
 

7清水吉康

さすがに4番手は回れない。単騎で位置を決めずに。 
 
2R

 

1三浦大輝

降班してから全部、決勝に乗れている。しかも広島でも優勝出来た。悪くないと思う。ラインで決める自力勝負。 
 

2藤田和彦

川崎同士の久保君へ。ここはダービー準優勝の思い出のバンク。吉岡君の2着でした。高校は横浜高校で後輩はいっぱいいるけど、時代の流れか、自転車部は廃部になってしまった。 
 

3椿佳友

北日本ラインで三浦君の番手へ。しっかりサポートしたい。 
 

4久保将史

自力、自在の総力戦。今期は68点しかないけど、腰痛の影響で練習出来なかったので。良化途上と言った感じです。 
 

5北沢勝弘

村松君も動けるけど、申し訳ないが本線の3番手を回れる北日本ラインの後ろへ。 
 

6村松俊弥

三浦君が突っ張ってくれる可能性もある。4番手になるけど北日本ラインの後ろへ。 
 

7米田勝洋

神奈川コンビの後ろへ。落車で二ヶ月半、松葉杖だった。復帰戦だし、走ってみないと。 
 
3R

 

1滝本幸正

前回、初めてピスト6を走り、4、4、5、1着だった。良いトレーニングになりました。前橋は3場所前に走り優勝した。佐藤政利さんからも、珍しく褒めてもらえた。走りやすいバンクだし自力で勝てる様に。 
 

2須永勝太

前橋は上遠野君の番手を回り準優勝もある。宮城の先輩に番手を譲ってもらった。滝本君との2分戦だし自力勝負。 
 

3松本昌士

いくら同県と言っても三谷さんは大先輩。了解を得たので福島同士の須永君へ。 
 

4田村武士

選手生命の大ピンチだったし、あれは精神的にもきつかった。初連係になるけど同県の滝本君へ。 
 

5吉田英二

3対3対1のレース。位置を決めずに流れの中で。 
 

6三谷幸宏

 俺より点数のないやつがいるんだね(笑)。7番車でなく良かった。福島コンビの後ろへ。
 

7内海雅夫

前期は70点取ったけど、今期は64点しかない。代謝にはなりたくないし、こう言う時は、きっちり勝ち上がりたい。新潟コンビの後ろへ。 
 
4R

 

1大内達也

北日本ラインで大川君へ。養成所の成績は2位だったんじゃないかな。誘導の早期追い抜きは、もったいないね。とにかく離れない様に。 
 

2小林宏年

松戸は感冒で1本欠場した。千葉コンビの後ろ。 
 

3吉竹雄城

同県の高田さんへ。誕生日の時、1着を取らせてもらった。 
 

4乙川高徳

原野君が良いと言ってくれたので、北日本ラインの後ろへ。 
 

5高田隼人

吉竹君は強気に番手勝負をやっている選手。相手が強い新人だし、任せてもらえるなら自力、自在に。 
 

6原野隆

勝負する脚はないよ。乙川さんの後ろで4番手です。 
 

7大川剛

誘導の早期追い抜きをやってしまい、斡旋も四ヶ月停まり、迷惑をかけてしまった。ここからが本当のスタートだと思っている。今は伊豆に冬期移動して、中身の濃い練習はやれている。前橋を走るのは2度目。積極的な自力勝負。 
 
5R

 

1岩崎将士

何度も連係している同県の日当君へ。ダッシュが凄いし離れない様に。 
 

2日当泰之

前橋ミッドは番手のレースだが優勝している。いつも成績は良いですね。ただ、最近はイン粘りを含めて、何でもやっている。自力、自在に。 
 

3柴田功一郎

日当君には世話になっているし、青森の後ろのコメントも考えましたが…。だけど、どこの3番手も回れるので位置を決めずに。大きな穴を提供したいな。 
 

4吉松賢二

弟弟子の中川君へ。これが2度目の連係。今は三木翔太が選手生命のピンチが近づいてきたから、2人で猛練習をやっている。まだ、3回しか一緒にやっていないけど(笑)。 
 

5中川拓也

師匠は水島洋一さんで吉松さんは兄弟子。水島さんは選手会の支部長もやっていたし、引退してからは、バスの運転手を元気にやっている。自力、自在に。 
 

6荒木真慈

九州ラインで秋永君へ。成績通りと言う感じですね。 
 

7秋永昂人

自力勝負。荒木さんと2人で外枠だけど、頑張りたい。 
 
6R

 

1遠藤勝行

南関ラインで福森君へ。前回の怪我? 大丈夫だと思うから参加しただけ。 
 

2大高彰馬

前橋は4場所前に走ったばかり。走りやすいイメージがある。3番手も近藤さんが固めてくれるみたいですね。積極的に駆けたい。 
 

3石川恭規

福島同士の大高君へ。徹底先行タイプだし、しっかり援護をしたい。 
 

4佐藤和典

福森君はダッシュタイプだし、番手の遠藤君も脚はある。南関ラインの3番手へ。 
 

5田口 守

家事都合と言うか、色々な事があり、あまり練習が出来ていない。近藤さんには、単騎でやりたいと話しました。今回は、そんな感じです。 
 

6福森慎太郎

前回の取手は高木隆弘さんと一緒で、逆に良いプレッシャーになった。それが1着を取れた要因。自力勝負。 
 

7近藤直幹

田口君に任せようと思ったけど、単騎でやりたいみたい。なので、福島コンビの後ろへ。 
 
7R

 

1和泉尚吾

前回の小倉は扁桃腺の軽い腫れとかあり、成績が良くなかった。自分の持ち味はダッシュ戦。前橋は5場所前に走り予選と最終日が1着。自分の脚質に合っている。自力勝負。 
 

2佐藤政利

和泉君が前を取り、吉田君が中団、中団の組み立てをやってもらえれば。1着はないけど、2、3着が多いし悪くないと思う。
 

3境 啓亨

自力勝負。引退した親父ですか? 家でゆっくりしていますよ。S級でも捲りが強かったし、あの脚が欲しいですよ(笑)。 
 

4吉田元輝

自力基本の組み立て。負け戦の1着は多いし、勝ち上がりで勝ちたいですね。 
 

5松永真太

九州ラインで境君へ。4場所前の小倉予選で一緒で2着、5着だった。 
 

6曽我部匡史

愛媛同士の和泉君へ。彼はスプリンターだけど、自分は真逆の脚質。離れない様にしたい。 
 

7井山和裕

来期もギリギリ2班だと思う。結果待ちですが。ここは愛媛コンビの後ろへ。 
 
8R

 

1蒋野翔太

前橋は5場所前に走り決勝5着。前回の玉野決勝は後ろが地元2人で、しかも自力選手。思い切って行ったけど、捲られてしまった。来期は多分、S級だと思う。自力勝負。 
 

2加藤昌平

穴井さんが良いと言ってくれたので蒋野君へ。連係するのは今回が初めて。 
 

3穴井利久

加藤君と点数が逆転してしまった。西ラインの3番手で構わない。 
 

4樋口瑛土

落車は大丈夫。関さんと話して藤野君に期待する。 
 

5関 智晴

藤野君の3番手では厳しい。樋口君が自分でやるなら任せようと思ったけど。どうあれ、西ラインが突っ張って終わってしまいそう…。だから、ミッドの車番は厳しいね。 
 

6湯浅弘光

目標が不在だし先手ラインを追走。あとは流れ次第ですね。 
 

7藤野竜也

相手が強いけど、任せてもらったので自力、自在に。 
 
9R

 

1須藤 悟

北日本ラインの後ろへ。今回は南関の自力選手が手薄。東日本と言うくくりで、金沢さんと連係するかもしれないので。大垣で落車したけど、前回の地元松戸は準優勝。初日だけ、重たく感じたけど、あとは普通に走れた。短走路だし展開に左右されるが、悪くないと思う。 
 

2西岡拓朗

ドームは、いつ以来か覚えていない。バンクの癖とかは覚えているけど、成績自体は記憶にない。ここは単騎で位置を決めずに。準決は蒋野君が勝ち上がってきてくれるでしょう。 
 

3松永 将

連係実績のある土屋君の番手へ。松戸の落入は手と肩の擦過傷。骨は異常がなかったし大丈夫だと思う。土屋君が乗れているし、ワンツーを決めたいですね。 
 

4土屋壮登

A級に落ちて6回走り、優勝が4回で準優勝が1回。踏めている感覚はあるけど、ここまでやれるとは思っていなかった。僕らの年で、100点ない選手がA級に落ちると、ズルズル行ってしまうケースが確かに多いですね。良く、踏ん張っている方だと思う。金沢さんとの2分戦だし、後手を踏まない様に。 
 

5金沢竜二

ちょっと配分が詰まっていて練習不足。これが終わると、少し空く感じです。3場所連続して決勝を外しているが我慢の時かも。自力勝負。 
 

6小橋秀幸

相性抜群の金沢君へ。6場所前の前橋ミッドも彼のおかげ。その前の京王閣の優勝でも世話になった。勝つ走りで良いし、好きに走ってもらう。 
 

7宮内善光

89点しかないし予選スタートを覚悟していた。だけど、特選組の欠場者が出て、乗れるとはラッキーですね。この一ヶ月は斡旋停止なので、きつめに練習をやってきた。関東の3番手を固める。 
 

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    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳


    あのときの神山、そのときの神山

    おととい(二月二十七日)の向日町FⅠ初日、神山雄一郎(栃木・61期)は約三か月ぶりの勝利をあげ、ついに通算九百勝まであと「一」とした。
    神山の初勝利は一九八八年の五月八日(もちろんデビュー戦だ)で、翌年の四月には早S級初勝利をあげている。したがって今日まで積み重ねた八百九十九勝の内、そのほとんどがS級での勝星なのだからおそれいる。
    神山がはじめてGⅠのタイトルをとった一九九三年九月の宇都宮オールスターは現場で見ている。私が予想紙の仕事に就いて四年目の秋だったと思う。
    一九八九年十一月の競輪祭で新人王を獲得した神山は、もうタイトルは時間の問題くらいの評価を得ていた。が、勝負の世界はそう簡単ではない。それから三年以上、とれそうでとれない苦闘の時代にはいる。やっと結果が出たのは九三年七月の函館ふるさとダービーで、その二か月後が前述の宇都宮となる。仲間やファンの励ましがあってやっととれました、神山の涙の勝利者インタビューを忘れないでいる。
    ふと思った。この時点で神山の通算勝利数はいくつなのだろう。
    あれは何年だろう。特別競輪の出張帰りの飛行機が神山と一緒だったことがある。その開催神山は優勝していたから、機内で「おめでとうございます」「ありがとうございます」短い会話をかわした。
    あの時点で神山はいったい何勝目だったのだろう。
    そこから数年たった関東の検車場での神山との会話――うろ覚えで記憶もあやしいが、神山がイヤフォンで音楽を聴きながらアップしていたのかな。むろんそれをさえぎって話しかけるようなことはしないはずだから、一段落してイヤフォンをはずしたのを見計らって近寄り、だいたいどんな曲を流しているのかと訊き、サザンとかですよと笑顔で返って来たのだった。
    その時点で神山は何勝だったのかしら。
    一方通行の独善の郷愁を書き連ねるのは、神山雄一郎の八百九十九勝に、私もちょっとだけまぜてもらおうという魂胆かもしれない。

    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
     

     

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

  • チャメット探検隊・みほっしーレポート!

     

     









     
  • 西川ゆりのの「夢のゆりねっと競輪!」



    元某通販番組でMCをしており、家電の販売から車券の販売に!

    > ケイリン女子部の西川ゆりのです!

    2日目はアクシデントもあり、荒れた展開と人気で決まるレースと両極端な結果が多かったように思います。

    > 注目していた8R蒋野選手ですが、2日目も素晴らしい先行でした!
    > 2周半を切ったところから一気に踏んで丸2周つっぱり先行!
    > ラストは蒋野選手の番手を回った西岡選手が見事1着!
    > 自身は4着ながらも行きっぷりのいいレースで本日も期待できそうです。
    > 競輪らしいラインの連携を見ることができた一戦でした。
    > 決勝に駒を進めたのは同ラインの西岡選手。本日9Rに出場です。

    > A級チャレンジ決勝戦で完全優勝がかかっているのは大川選手!本日の8Rで1番人気となっています。
    > 今節が復帰戦となる大川選手ですが、昨年10月京王閣でのレースでは大川選手と滝本選手が対戦。
    > 滝本選手を捲って2着到達するも、先頭誘導員早期追い抜きで失格となってしまったレース。
    > 因縁の対決となる。
    > 滝本選手の徹底先行で4車ラインの厚みを活かせるか、完全優勝がかかる大川選手か、見どころとなりそうです!






    > 昨日から始まっている前橋競輪場ミッドナイト競輪。
    > 3月は今節のみとなりますので引き続き最終日までお楽しみください!

    > 初日は全体的に動きのあるレースが多く、ワクワクする展開が多くみられました。
    > 注目していたチャレンジ戦の滝本選手は最後の直線で同ライン番手の田村選手に差されてしまいましたが、初日は2着で準決勝に駒を進めました!

    > 初日で印象的だったのは8R蒋野選手。
    > ジャン前から動き出して前に出切り、後続に大差をつけての1着!
    > 2日目、3日目の走りも期待できそうです!


    > 本日2日目の注目は地元群馬から吉松選手と中川選手の兄弟弟子ライン。
    > 初日も同県2車で走りましたが残念ながら確定板には乗れず。
    > ただ、2日目はこのお2人以外は全員単騎で参加。
    > 選手紹介で他の選手の動きにも注目が集まりますが、地元2車ラインでワンツーフィニッシュに期待です!

     

     










     
    チャレンジ戦で注目は1月に前橋競輪場のミッドナイト競輪で優勝している滝本幸正選手。
    2022年4月にデビューしてから現在通算4度の優勝経験があり、今回優勝することができれば5勝目となります。
    積極的に前を取りながら、圧倒的な逃げの脚力があり初日は3車ラインを引っ張ります!
    「走りやすいバンクだし自力で勝てる様に。」と自信のあるコメントをされているので期待大!
    注目の滝本選手は初日の3Rに出場です!
    
    そしてA級からは須藤悟選手に注目です!
    A級の中で1番競走得点が高く、差しが得意な選手。
    初日は3車ラインの3番手ですが、後ろからでもしっかりと差しが決まると期待しています!
    ただ、前橋競輪場はカントがきつくスピードバンクのため最後の直線での差しがうまく決まるのか注目となりそうです!
    須藤選手は初日の9Rに出場です!

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